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疲れやすい夏こそ入りたい!コンビニやドラッグストアで買える個包装タイプの入浴剤を試してみた

  • 2021.8.17

夏の入浴は、シャワーだけで済ませがち。でも、暑さで疲れがたまりやすい時期だからこそ、たまには湯船にゆっくり浸かることも大切です。そこで今回は、コンビニやドラッグストアで気軽に買える、個包装タイプの入浴剤を試してみました。

夏にピッタリな爽快感!「きき湯 FINE HEAT」

出典:リビングWeb

コンビニの生活雑貨コーナーでよく見かける「きき湯 FINE HEAT(グレープフルーツの香り)」(バスクリン、50g、参考価格165円)。

粉末ではなく錠剤タイプで、小さな粒がゴロゴロと入っています。

出典:リビングWeb

一つひとつの粒が大きく、お湯に入れると炭酸ガスがボコボコと勢いよく出てきます。さわやかなグレープフルーツの香りで、夏にピッタリ!

思わず「あぁ〜〜、ぎもぢぃいーー!」と声が出てしまいました。体の疲れがお湯に溶け出していくような気分です。

お湯はグレープフルーツを思わせる黄色っぽい色。

出典:リビングWeb

香りはほかにホットシトラス、リラックス樹木&ハーブ、レモングラス、ミント&レモン(クールタイプ)があり、気分に合わせて選べます。

泡が楽しい!とろっとろで心地よい!「贅沢 泡とろ」

出典:リビングWeb

「贅沢 泡とろ(スリーピングアロマの香り)」(牛乳石鹸、30g、参考価格198円)は、その名のとおり、とろっとろな泡風呂を楽しめる入浴剤。

中身は紫がかったピンク色の粉末で、「これで本当に泡立つの?」と思うほどサラサラしています。

出典:リビングWeb

一般的な入浴剤は浴槽にお湯が溜まってから入れますが、こちらは5cmほどお湯が溜まったタイミングで投入します。

よくかき混ぜてから、高い位置からシャワーでお湯を注ぐこと約2分。だんだん泡が立ってきました。お湯の色はピンクではなく紫に変化。

出典:リビングWeb

ある程度の泡ができたら、あとは必要な量になるまでお湯を溜めるだけ。入ってみると、泡はきめ細かくて持ちがよく、お湯はとろっとろで気持ちいい! しかも甘~い香りで癒やされます。

ヒアルロン酸&コラーゲンが入っているおかげか、いつもより肌がうるおってぷるぷる! 翌朝は化粧ノリもいいように感じました。

出典:リビングWeb

子供も大喜びの泡風呂。ただし、浴槽が滑りやすくなるので、転ばないように気をつけてくださいね。

重曹パワーがすごい!毛穴撫子シリーズの「毛穴撫子 重曹つるつる風呂」

出典:リビングWeb

「毛穴撫子 重曹つるつる風呂(なつかしせっけんの香り)」(石澤研究所、30g、220円)は、人気のコスメシリーズ「毛穴撫子(けあななでしこ)」の入浴剤。

中身はきめ細やかな粒子で、小さい頃にお母さんの化粧台をいじっていたときのような、どこか懐かしい香りがしました。

出典:リビングWeb

お湯に溶かすとにごり湯のように白濁します。

出典:リビングWeb

気になる部分をなでながら入ると、肌はツルツルに、ヒジやヒザはワントーン明るくなったように感じました。重曹には油分を分解するはたらきがあるので、汗や皮脂が気になる季節にはとくに合いそうです。

SNSで話題!中性重炭酸入浴剤「BARTH」

出典:リビングWeb

SNSで話題になった中性重炭酸入浴剤「BARTH(バース)」(TWO、15g×9錠・3回分、990円)は、ドイツなどに多く見られる炭酸泉を家庭で再現できるように開発されたもの。

大きめのタブレット型で、一度に使う量は160Lのお湯に対して3錠が目安です。ぬるめのお湯(37〜40℃)に入れると、パッケージにあるような細かい泡がじゅわじゅわと出てきます。

出典:リビングWeb

溶かしたあとのお湯を見てみると「これって本当に入浴剤入れた?」と思うほど、無色・透明で香りもなし。

出典:リビングWeb

色や質感、香りを楽しみたい人には少々、物足りないかもしれませんが、炭酸泉の有効成分である重炭酸イオンが溶け込んでいて、疲労回復を促してくれるのだそう。

1回あたり330円と一般的な入浴剤に比べると少しリッチな価格ながら、「湯冷めしにくい」「よく眠れる」という口コミが多数見られます。

入浴時間のおすすめは15分以上。少し長く感じますが、読書や動画・音楽鑑賞などを楽しんでいると、あっという間でした。

硫黄の香りが好き&とにかくたくさん汗をかきたいなら「リラク泉 ゲルマバス黒湯」

出典:リビングWeb

「リラク泉 ゲルマバス黒湯」(石澤研究所、40g、286円)は、死海の泥を配合したという入浴剤です(※ホーローの浴槽には使用不可)。

袋を開けると、まるで園芸用の土のような真っ黒な粒が出てきて、まずビックリ。

出典:リビングWeb

この時点ではそれほど香りはしないのですが、お湯に溶かすと硫黄のようなにおいが浴室に充満して、またビックリ。においは体に残るほどではありませんが、苦手な人もいるので、家族で入る場合は事前に確認したほうがいいかもしれません。

お湯の色も、なかなかに衝撃的。黒っぽい茶色で、まさに泥を入れたような、見たことのないお風呂です。

出典:リビングWeb

パッケージの説明によれば、20分入ると有酸素運動を2時間したのと同じくらいの効果を期待できるのだとか。筆者の場合は、10分ほどで早くも汗がダラダラと出はじめました。

いつもは夏でも冷えが気になるのですが、翌朝まで足の裏がポカポカ! これでもかというほど汗をかいたことで、ストレス発散にもなりました。

いろいろな入浴剤を試すと、それぞれに個性があって楽しいもの。あまり湯船に浸かる習慣のない人も、「なんだか疲れたなあ」と感じる日には、使いきりタイプの入浴剤を試してみてはいかがでしょう。

(ライター/つるたちかこ)

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