【御殿場市】人・食材に感謝「旬彩食農（みのり）」仕出し料理も色とりどり

今回もおあいしましたね～ 静岡県東部の情報を中心にお伝えしている、地域特派員のannみつ姫です。夏山シーズン真っ盛りの富士山の麓、御殿場市から。どうぞ、お付き合いくださいね。

食材と人に惹かれてココに開業した熱き大将

御殿場市川島田、旧246（県道394）号から1路地入った場所にある「旬彩食 農」。「農」と書いて「みのり」と読ませる店名からも、店主の食材への思いが伝わってきます。店主というより「大将」と地元の人からは呼ばれるほど親しみやすく、「食」で元気を、笑顔を、和を、作っていきたいという思いがたっぷりの店主です。ここからは大将と呼んでいきましょう！ 静岡県が認証している「ふじのくに食の都づくり仕事人」であり、「仕事人 of the year」にも認定された実績をもつ大将は、和食の料理人です。若き頃より厳しい世界の中で、諸先輩の指導の下、コツコツと技を磨き、料理観を築き上げ、2014年現在の店舗を開業しました。

「水や空気が美味しくて、豊富な地元の食材を生かさないなんてもったいないよ～」が口癖のような大将は、まさにこの地では「地産地消のお店」の先駆けともいえるかもしれません。「どこかで、だれかが、ナニかを作った」とか、「あそこで何かができたよ～」とか、「今度こんなイベントがあるけど、何かで参加出来ないかな～？」とか、休む暇が無いほど、いつも「食」に関する事を考えたり見つけたり、盛り上げたり、発信したりしています。コレって、料理人がする事なのかな～！？と思えるほど、親身になったり、細やかに、時には厳しく食の世界に寄り添っているようにも見えます。

コロナ禍ですが・・・

昨年からのコロナの影響で、もちろん今まで通りの営業や活動なども、制限されています。その中で、ランチを楽しみに出かけて来る常連客もいれば、仕出し料理を楽しみにしている常連客もいるのです。地元食材をメインに使った料理だからこそ、メニューの相談にも応じながら、バラエティーにとんだお弁当となって、提供できるわけですね。

ランチは「農ランチプレート」が人気！

そして、私がいただいた仕出しのお弁当メニューはこちら！

仕出し料理は、1620円～、1日前までに要予約。会議や慶事・法事、お節句など、気軽に相談できます。

地元の水掛菜漬けを使ったメニューも、限定販売されたりします。

さらに、夏の時期はかき氷もメニューに登場。ふわっふわっの氷にかけるシロップは5種類もあります。掛川のメロン、御殿場市沼田（ブルーベリー狩りができるんですよ）のブルーベリー、沼津の無農薬甘夏、伊豆のイチゴ、富士山山茶と、色も味わいも、自然の恵みイッパイです。

気になるよね？大将ってこんな人

豊富な食材は、豊かな自然の産物ですが、作り手あってこそ！大将こと、池田洋一さんは、足繁く生産者の下へ通います。芹沢マルシェのロメインレタス、かつまたファームの健太トマト、須川養魚場のニジマス、渡邊ハム工房のお肉、天野醤油の味噌やしょうゆなどなど、挙げれば切りが無く、このような繋がりも、大将の料理魂に火を付ける、情熱に変わっていくわけです。また、なが～く地元でコミュニティ・ボランティア活動を続けてる沼田ロマンチック街道育成会の皆さんからは、人生の先輩としての生き様を学んでいるとも言います。「とっても追いつけないよ～エネルギーや発想とか。自分はまだまだだね～」なんて言うんです。もちろん、次世代の子どもたちへの期待もあります。「味覚の授業」を通して、小学校高学年や中学生に、五味をはじめとする味覚を知ること、自分で味を作っていくこと、本物の味を知ることをテーマに教えています。また、料理人の世界は甘くないこと、自分の努力次第で夢を叶えることができる世界でもあることも伝えています。

店内は、木のぬくもりがあふれ、落着いた雰囲気なんです。ここで、ワイワイ出来る日を楽しみに、ランチタイムで、また今度はどんな仕出しを頼もうか・・・。地元の根上酒造場の「金明」を合わせてもいいかもね～、いやいやキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所のウィスキーも合うかもね？と勝手に妄想しております。

次回も、お楽しみに～♪

■旬彩食 農（みのり） 住所 静岡県御殿場市川島田136－1レジデンスN's 102 電話 0550－78－7922 休み 火曜日定休 営業 Lunch：11：00～14：00／Dinner：17：30～22：00（コロナ禍で変わっています※要確認） Facebook https://www.facebook.com/minori.gotenba