ひんやり＆さわやか♪ 夏こそ飲みたい“飲む点滴”　甘酒の簡単アレンジ3つ

ビタミンやミネラル、食物繊維、ブドウ糖など、“飲む点滴”と呼ばれるほど栄養豊富な「甘酒」。今では冬に飲むイメージがありますが、実は夏の滋養強壮の飲み物として江戸時代から親しまれてきました。今回は、夏にぴったりな簡単アレンジを3つ紹介します。

甘酒には、米と麹を使って発酵させたものと、酒粕に砂糖を加えて作られたものの2種類があります。それぞれに良さがありますが、今回は、米と米麹を原料にして作る「米麹甘酒」を使います。

麹菌のはたらきによる天然のまろやかな甘味があり、砂糖を使わなくても甘く飲みやすいのが特徴です。また、ノンアルコールなので大人から子供まで飲めるのもうれしいポイント。

作り方は、すべて材料を混ぜるだけ。甘酒は市販のものでも、自分で麹から作ってもOKです。

インドのヨーグルトドリンク「ラッシー」風のアレンジです。甘酒のやさしい甘味が、さっぱりとしたヨーグルトの酸味とよく合います。

・甘酒…120mL

・プレーンヨーグルト…80g

・レモン果汁（好みで）…数滴

市販のトマトジュースと甘酒を1：1で割るだけの簡単アレンジです。トマトにはリコピン、クエン酸など甘酒にはない栄養素も含まれているので、合わせることでさらにパワーアップ！

・甘酒…100mL

・トマトジュース…100mL

シュワシュワの爽快感とすっきりとした後味で、まさに夏に飲みたい1杯。

・甘酒…100mL

・炭酸水…100mL

・氷（好みで）…適宜

・レモンスライス（好みで）…1枚

・ミント（飾り）…適宜

氷を入れたグラスに甘酒、炭酸水を注いで混ぜ合わせ、最後にレモンスライスとミントをのせて完成です。手軽に飲みたいときは、甘酒と炭酸水だけでもOK。

市販の甘酒はメーカーにより濃度や甘味が異なるので、甘酒の量は好みで調整してみてください。まだまだ暑い日が続きます。甘酒を飲んで乗りきりましょう！

（ライター／久保ゆりか）