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〈C.E〉が音楽プロデューサーであるジョイ・オービソンの初ミックステープを記念しコラボレーション

  • 2021.8.11
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〈C.E〉には珍しいコラボレーション企画。気になるお相手はというと、エレクトロニック・ミュージックシーンを牽引するジョイ・オービソン。2021年8月13日(金)のファースト・ミックステープ『still slipping vol.1』のリリースを祝し、Tシャツとソックスが発売される。

新たな生活様式のなか、踊りに行くのはなかなか難しい。でも、心はいつだって音楽を求めているし、服でそんなミュージカルマインドを表現することはやめられない。そんなあなたへ、朗報です!ジョイ・オービソンがファースト・ミックステープを発売、さらにそれを記念して我らのバディ的ブランド〈C.E〉がコラボレーション商品を作ったというのだから。

ジョイ・オービソンといえば、2009年にデビューシングル「Hyph Mngo」でダンスミュージック界を震撼させたプロデューサー。自身のレーベル「Hinge Finger」も立ち上げ、現在はBBCのラジオ番組でマンスリープログラムも担当。ジェームス・ブレイクに代表されるポスト・ダブステップの流れを組んだ彼の音楽は、冷静なビートの中に洗練されたエモーションを潜ませている。かのヴァージル・アブローもレーベル「Ninja Tune」のポッドキャストでプレイした際、ジョイ・オービソンの楽曲を使用したそう(それも、2曲も!)さらに、〈ルイ・ヴィトン〉の音楽ディレクター、ベンジー・Bが公開したLV Men’s SS2022コレクションのムードボードにもフィーチャーされていた。

しかし、意外なことにこれまでの彼のリリースはすべてシングル。(それでも、一枚一枚の影響力は凄まじかったのだけれど。) そしてこの度、ついに長編作品を発表することに。これについてはジョイ自身がインスタグラムでこう触れている。

「以前は本当に、アルバムを作りたいとは思っていませんでした。でも、ここ数年自分の音楽の作り方や聴き方が大きく変わって、シングルやEPがいつもハマるとは限らなくなってきたんです」

単なる初の長編プロジェクトということ以上の意味を持つこのアルバム。ヘロン、ジェームス・マサイア、バテといったUK出身アーティストらがコラボレーターとして集うほか、ジョイの家族の「声」も重要な要素として組み込まれている。新型コロナウイルスによるロックダウンの際に、彼が家族と唯一接触できた方法であるボイスメモ。それらが全編を通して登場し、ジョイ・オービソンのパーソナルな一面を見せている。

「僕はこの作品をとても人間味のあるものにしたいと思いました。このレコードの奇抜な部分があまりにも変で自己満足的なものにならないように、全体を愉快で笑える内容にしたかったんです。僕にとってこれはソウルのレコードだと思っているけど、みんなにどう聴こえるのかは分からないですね」


アルバム『still slipping vol.1』 CD ¥2,420、LP オープン価格

アルバムは、2021年8月13日(金)に「XL Recordings」よりリリース。エレクトロニック・ミュージックがさらなるステージに進む予感がする。

そして、そんなきらめく才能をいち早く日本に招いていたのが〈C.E〉。2015年に初来日を実現し、2020年にも表参道「VENT」にてジョイ・オービソンらがゲスト出演するパーティを開催予定だったがコロナ禍のため直前でキャンセルに。〈C.E〉だからこそ築くことができたミュージシャンとのつながり。それがコラボレーションとして結実したのだから、じんわりと嬉しくなる。Tシャツ前面には、アルバムジャケットを撮影したロージー・マークスによる25枚の写真。背面には収録14曲のタイトルがグラフィカルに記されていて、前も後ろもそれぞれにキャッチーでエモーショナル。ソックスは、心がビートアップする真っ赤な色に「JOY O」の文字に、「Hinge Finger」のコウモリロゴが快活に並ぶ。

JOY O T (ブラック) ¥7,700

JOY O T (ブラック) 背面

JOY O T (ホワイト) ¥7,700

JOY O T (ホワイト) 背面

JOY O SOCKS ¥2,200

音楽と服。やっぱりこのコンビが大好きだ。

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