1. トップ
  2. 恋愛
  3. オリンピアン同士の熱いキス! 五輪会場に咲いた美しい愛。

オリンピアン同士の熱いキス! 五輪会場に咲いた美しい愛。

  • 2021.8.11
  • 45266 views

8月8日の東京オリンピックバスケットボール女子決勝。アメリカが優勝を決めた試合で、サッカー女子アメリカ代表選手とバスケットボール女子アメリカ代表選手が熱いキスを交わした。

女子バスケットボール決勝でアメリカ代表チームが優勝を決めた後、婚約者の女子サッカー選手メーガン・ラピノーから祝福を受けるスー・バード。(東京、2021年8月8日)photo: Tim Clayton/Corbis via Getty Images

サッカー選手のメーガン・ラピノーとバスケットボール選手のスー・バード。彼女たちはそれぞれスーツケースに東京オリンピックのメダルを入れて帰国することになる。バスケットボール女子の決勝が行われた8月8日、アメリカ代表チームが日本代表チームを下して金メダルを獲得し、オリンピック7連覇を成し遂げた。試合の後、スー・バードは婚約者の元に駆け寄って勝利を分かち合った。ともにオリンピアンとして闘ってきたふたりは、何度も抱き合い、熱いキスを交わして快挙を祝った。

象徴的な大会

試合の間ずっと、コートもスタンドも、興奮に包まれていた。サッカー女子で銅メダルを獲得したアメリカ代表チームのメーガン・ラピノーは観覧席からパートナーをじっと見守っていた。アメリカチームがアドバンテージを取り、ポイントを決めるたびに、拍手喝采し、笑顔を送る。「先日彼女に言ったんです。口にするとちょっと月並みだけど、尊敬される人に必要な資質をあなたはすべて備えていると」。女子サッカー界のスターはアメリカのテレビ局NBCオリンピックのインタビューでそう語っていた。「彼女はいつも素晴らしい仕事をしている。試合にも喜びの気持ちをもって臨んでいる。コートでもコートの外でも、周りの人みんなの力を引き出してくれる」。そして最後に、感極まった様子でこう付け加えた。「本当に素晴らしい人です。私、泣いてしまいそう。国営放送で泣かされるなんて」

アメリカ代表チームのリーダーを務めるスー・バードは今回の勝利でオリンピック5大会連続で金メダルを獲得し、これまでの輝かしい戦績(世界選手権で4つの金メダル、WNBA4冠、NCAA2冠、WNBAのオールスターゲームに12回出場)に、新たなビッグタイトルを加えた。次々と偉業を成し遂げるスーは、東京オリンピック開会式の入場行進では、アメリカ選手団の旗手という大役も務めた。旗手が発表されると、パートナーのメーガンも自身のインスタグラムにテキストを投稿し、喜びを表現した。「言葉にならない。スー、あなたのことを心から誇りに思う。あなたが率いるチームUSAとアメリカ国民の一員であることを、本当に光栄に思う。あなたは、とにかく、最高の人」

オリンピックはふたりにとって特に象徴的な大会だ。2016年のリオデジャネイロオリンピックで出会ったふたりは、4年後の昨年10月に婚約。結婚式の日を心待ちにしている。

元記事で読む
の記事をもっとみる