『ワイルド・スピード』新作でのヘレン・ミレンの超絶運転テクは必見！

“ワイスピ・ファミリー”新たな戦いの幕が開く！ 

常識に囚われず度肝を抜くアクションを繰り広げ、映画史を代表する一大シリーズのなった”ワイスピ”の最新作、『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』が8月6日から全国で公開される。全米でも公開を迎え、既に公開中の各国に続いて、ブッチ切りの初登場ナンバーワンを記録し、全世界累計興収5億ドル（約599億2500万円）を突破し、夏と共に日本に上陸する！ 最新作で、ヘレン・ミレン演じるショウ一家の肝っ玉ママ、クイーニー・ショウがハンドルを握り、ドライビングテクニックを披露する本編映像が公開された。

クイーニー・ショウは、ワイスピシリーズ8作目の『ワイルド・スピード ICE BREAK』にて、ジェイソン・ステイサム演じる最強の殺し屋デッカード・ショウ、その弟でルーク・エヴァンスが演じる国際犯罪組織のリーダー、オーウェン・ショウの母親として初登場。その後、シリーズのスピンオフ作品で、デッカード・ショウとドウェイン・ジョンソン演じるホブスが活躍する『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』にも登場したが、いずれの作品でも車を運転するシーンは描かれてこなかった。

シリーズでファミリーたちを脅かしてきたショウ兄弟の母親ということもあり、英国の上品さのなかから、ただものではないオーラを放っていたクイーニー・ショウの活躍を誰もが待ち望んでいたはずであろう。映像では、大量の警察の車から逃れるべく、イギリスの街中を爆走するクイーニーとヴィンの姿が映し出される。真っ白なドレスとゴージャスなネックレスを身に着けたエレガント一色のクイーニー。ヴィンと冗談を交わす余裕を見せながらも敵の本気を感じると、助手席のヴィンを巧みに駆使し、華麗なハンドルさばきで美しいドリフトを披露し、たった1台の車に惑わされる警察たちの車が次から次へとブレイクしていく。待ってましたといわんばかりの活躍っぷりに興奮間違いなしだ。

ヘレン「マニュアル車は最高の気分だったわ！ 」

ヘレンは遂にハンドルを握ることとなった心境について「製作陣は寛容にも、親切にも、私に素晴らしいシーンを用意してくれたの。脚本を読んだ時に大喜びしたわ。やっと、私も運転するチャンスが巡っていた、とね」と喜びをあらわに。

さらにはマニュアル車であるということが特に嬉しかったようで「マニュアル車だということは私にとってとても重要な要素だったの。だから最高の気分だったわ。凄いシーンになることは予感していたわ」と明かしている。助手席に座ったヴィンとの共演も楽しんだようで「彼はよくサポートしてくれる人よ。心優しくもあり、多くの知識を持ち合わせているの。だから、ヴィンには”どうやってこなせばいいの？ 何をすればいい？ ”とアドバイスを聞きやすかった」と仲良く過ごしていたことを振り返っている。

念願の運転シーンの撮影に感無量の様子のヘレンだが、「ファイトシーンもやってみたいわ。暴力的すぎないほどにね。肉体的な喧嘩のシーンも面白いかもね。それと、もちろんもっと運転もしてみたい」とまだまだ意欲たっぷりに語る。クイーニーの今後の活躍にも要注目。

監督は、6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』以来、ファン超待望のシリーズ復帰となるジャスティン・リン。主人公ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、オリジナルファミリーの面々がカムバックを果たし、『ワイルド・スピード ICE BREAK』でファミリーの前に立ちはだかったサイファー（シャーリーズ・セロン）や、誰も予想しなかった前代未聞のサプライズとしてハン（サン・カン）も再登場、そしてファミリーの絆を揺るがす新たな敵でありドミニクの弟ジェイコブ（ジョン・シナ）も参戦する。

さらなるスケールアップを果たした『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は8月6日から、全国で公開される。