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はつめ「プロゲーマー生活」大暴露多数派はプロとしての稼ぎほぼゼロ

  • 2021.8.5
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「プロゲーマーの生活」を、今回は教えてくれました

【連載】はつめ降臨 成長する連載「第一形態」

いしたにまさき:今月も、はつめさんができるまでの連載が始まりました。前回までで、プロゲーマー以前のはつめさんという人の話をしてきました。パパのいい話で前回は終わっていたと思います(笑)。

はつめ:パパも連載読んでます。よろしくお願いします。

いしたに:パパも読んでるのか!ちょっとドキドキしてきました。

はつめ:怖くない人なので大丈夫です。

「プロゲーマーとはなんぞや」答えは

いしたに:さて、ここからはプロゲーマーなって以降のはつめさんの話ですが、その前に聞いておきたいことがあります。

はつめ:はい。

いしたに:「そもそも、プロゲーマーとはなんぞや」というところを確認しておきたいなと。
プロゲーマーといっても、プロ野球選手みたいなものではないはずで、いろいろなあり方があるわけですよね。

はつめ:「プロゲーマーとはなんぞや」は、昔からずーっとみんな語り続けてる議題で。定義として、やっと共通認識になってきたなという大きな土台の部分は「スポンサー企業がいること」かなと思います。

いしたに:なるほど。

はつめ:ただ、スポンサー企業さえつけばプロゲーマーではあるのですが、本当にそれだけでいいのか、というのは永遠の議題ですね。

いしたに:ほうほう。

はつめ:最近よくあるのは、節税のために企業がプロチームを持つのですが、企業がチームを持つから、もちろんスポンサー企業が最初からついていて、まあ子会社とかも協賛してて、はたから見たら何個もスポンサー企業いるけど、名ばかりなものだったりとか(笑)。

いしたに:だはは。

はつめ: まあ、大人しか分からないですが。形としてはプロチームとして成り立っていても、そこに所属する選手はプロとしての器があるか、とかね。難しい話です。

いしたに:そうなると、次は大会の実績とか、その辺になるということか。でも、それはそのプロゲーマーの評価の部分か。

はつめ:そうですね。

いしたに:えーと、ですね。この話を進めると、じゃあプロゲーマーを管理する団体とかプロゲーマーライセンスとか、非常にめんどくさい話になるはずなので、まずはスポンサー企業がついているかどうかというところで話を終わりにしましょう(笑)。

「ほぼニート?」「ちょっと(笑)」

いしたに:プロゲーマーになったはつめさんですが、普通に疑問になるのが、プロゲーマーってどういう生活しているんだろうってところですね。プロ野球選手だと、キャンプ→開幕→オフシーズンみたいな理解ができるのですが。

はつめ:これ、意外と分かりやすく説明できそうです。

いしたに:お願いします。

はつめ:まず、少数派から。普段はスポンサー企業の社員として勤めながら、プロゲーマーをする方々。社会人プロゲーマーとか呼ばれるみなさんです。

いしたに:おお、そういう人たちもいるんだ。

はつめ:アスリートと同じような働き方の方々ですね。これは本当に、ごくわずか。

いしたに:ふむふむ。

はつめ:私がプロ時代当てはまったのは、ここから先に説明する「ほぼニート」の部類です。

いしたに:ちょっと(笑)。

はつめ: ニートって言い方悪いな。なんだろう。フリーランス...?

いしたに:そういうことですね(笑)。

はつめ:まあ説明すると、個人に来る仕事をこなしつつ、それ以外はゲームに打ち込める環境がある人。実はプロ全体で見ると、これも少ない。

いしたに:え、そうなんだ。

はつめ:これには、プロチームに所属しながら契約金をもらって生活をしているという人も含まれます。ここまでがプロゲーマーという肩書きで生活ができる人。

いしたに:ははー。

はつめ:で、ゲーム業界全体で見たらいちばん多いのが学生や社会人をしながら兼業してるプロゲーマー。

いしたに:なるほどなるほど。

はつめ:主に学生が大多数ですが、プロゲーマーという肩書きを背負いながら、メインは学生だったり、社会人だったり、フリーターだったり。この人たちはプロゲーマーとしての稼ぎ自体はほぼないと言っても過言ではないかと。

いしたに:その割合を数字で言うのはむずかしいですか?

はつめ:うーん、難しいですが、大まかに言うと、オープン大会に20チームのエントリーがあったとして、その中のほとんどは学生プロ、もしくは2番目のフリーランスのような方々。5チーム、専業だけのチームがいるぐらいのイメージです。

いしたに: そういう感じなんだ。

はつめ:正直、ゲームジャンルによって大きく変わる部分が多いので一概には言えませんが...!。

(次回に続く)

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