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「お盆の意味」、子どもに説明できる?お墓参り、送り火、キュウリとナスを飾る理由や意味についても徹底解説!

  • 2021.8.4
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そもそも「お盆」ってどんな意味がある行事なの?

お盆 意味 先祖

「お盆」とは、亡くなったご先祖様の霊をお迎えして、供養するという行事です。

家族みんなでご先祖様の霊をまつり、しっかりとお迎えして改めて感謝の気持ちを伝える日と覚えておけばいいですね!

ご先祖様ってどう説明すればいい?

"亡くなったご先祖様の霊"とお話しましたが、子どもに「ご先祖様って何?」って聞かれたらどうしよう!

そんな時には…

「ご先祖様は、おじいちゃんやおばあちゃん、さらにそのおじいちゃんやおばあちゃん。そしてもっともっと昔の、おじいちゃんおばあちゃんのこと。もしもそのご先祖様がいなかったら、あなたは今生まれていなかったかもしれないんだよ」と説明し、感謝しながら思いを馳せるよう話してみるといいかもしれません。

お盆ていつ?

お盆 子ども 説明

一般的な“お盆”の時期には、二通りあります。

・新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん):7月15日を中心として行われる

・旧盆(きゅうぼん):8月に行われる

この二通りのうち、現在一般的な“お盆”の時期は8月(8月13日から16日の間)に行われるところが多いようですが、関東の一部の圏内では「“お盆”と言えば新盆」となっており、地域によってもかなり差があります。

一般的には関東の一部の圏内以外では、全国的に“お盆”は8月(8月13日から16日の間)に行われる旧盆を指します。

お盆の時期の過ごし方

お盆 お墓参り 子ども

“お盆”の時期になると良く耳にする、送り火やお墓参り。

どんな意味があって、“お盆”のどんな過ごし方に必要なものなのでしょうか?

「迎え火」と「送り火」

“お盆”にご先祖様をお迎えする時には、家の前の玄関などで迎え火を焚きます。

そして“お盆”を過ごしたあと、最後の日には送り火を焚き、ご先祖様を見送ります。

地域によっては、その迎え火と送り火が灯籠なところもあるようですね。

灯籠流しなどが有名です。

火を焚くのが難しい場合は、ちょうちんなど吊るすタイプのものを飾る場合もあるようですね。

お墓参り

家族みんなでご先祖様が眠っているお墓や、お墓のまわりをきれいにして感謝の気持ちを伝えます。

お線香を焚いたり、お花を供えたりする時に子どもに感謝の気持ちをこめるよう話してみるといいかもしれませんね。

盆踊り

夏の楽しいイベント、盆踊りも“お盆”に関係しているんですよ〜!

「ご先祖様が“お盆”に戻ってきた時に、盆踊りでお迎えしていっしょに楽しいひと時を過ごしましょう」という意味があるんだそうです。

キュウリとナスは何に使うの?

お盆休み 意味 子ども

“お盆”の時期に見かけるキュウリとナスの飾りは、「精霊馬(しょうりょううま)」と言います。

どちらもご先祖様が、あの世とこちらを行き来するための乗り物なんですが、それぞれ意味が違うんです!

キュウリ:

割り箸や竹串などで4本の足を付け、馬の代わりとして「早く家に帰ってきてくれますように」という願いが込められています。

ナス:

キュウリ同様に足を付け、牛の代わりとして「たくさんお供物を持って帰れますように」という願いが込められています。

子どもに“お盆”を理解してもらって充実した過ごし方をしてくださいね!

夏 お盆休み 子ども

“お盆”について改めて学んでみると、大人でも「へ〜!」と思うようなことばかりですよね。

子どもにとっては、久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんや親戚と会えるいい機会。

今年の“お盆”は楽しさプラス意味を理解して、さらに充実した過ごし方をしてみてください!

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