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「過酷な現実」“韓国サッカーの至宝”につきまとう問題に西メディアも注目

  • 2021.8.4
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スペインのスポーツ紙「マルカ」は8月3日(日本時間)、『イ・ガンインの過酷な現実』というタイトルで、“韓国の至宝”が抱える未解決の問題に触れた。

続いて、「イ・ガンインは今回の東京五輪でメダルを獲得できなかったため、兵役問題を解決する好機を掴めなかった」と説明している。

キム・ハクボム監督率いる東京五輪サッカー男子U-24韓国代表は、グループリーグを2勝1敗でベスト8に進出したものの、7月31日に行われたメキシコとの準々決勝で敗れ、今夏の冒険を終えた。

マルカは、「今回の五輪は、28歳になるまで彼につきまとい苦しめる、兵役問題を解決する希望だった。韓国の軍隊は、五輪メダルや代表チームでのタイトルを獲得すれば、兵役を免除してくれる。韓国はベスト8で負けたため、イ・ガンインの兵役問題を解決できなかった。これからは、ほかの大会を狙わなければならない」と伝えた。

7月28日のホンジュラス戦でゴール後に“野球パフォーマンス”をするイ・ガンイン

さらに今大会のイ・ガンインを、「チームの大事な戦力として活躍してきた。2ゴールを決め、スタジアムでも目立っていた」と評した。

最後に、「バレンシアと2022年6月まで契約を結んでいるイ・ガンインは、再契約の交渉を断ってチームを離れることを明らかにした。そのためバレンシアもイ・ガンインの売却を準備している」と強調した。

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