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ジョニー・デップ、元妻アンバー・ハードの情報開示を求める裁判で勝利。

  • 2021.8.3
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Photo_ Jason Merritt/Getty Images for Art of Elysium
Amber Heard and Johnny Depp attend The Art of Elysium 2016 HEAVEN Gala presented by Vivienne Westwood & Andreas Kronthaler at 3LABS on January 9, 2016 in Culver City, California.Photo: Jason Merritt/Getty Images for Art of Elysium

ジョニー・デップが、泥沼化している元妻アンバー・ハードとの間の法廷争いの1件で勝訴した。アンバーはジョニーから受け取った慰謝料700万ドル(約7.7億円)をアメリカ自由人権協会(ACLU)とチルドレンズ・ホスピタル・ロサンゼルスに寄付すると宣言していたが、ジョニー側がそれが実際に行動に移されていたのかについての情報開示を求め、ACLUを訴えていた。

今回ニューヨークで行われた裁判で、寄付が支払われたのかどうかを記した書類を提出することを同団体に命じた判決が下された。デップの弁護士ベンジャミン・チュー氏は、「USAトゥデイ」にこう話している。「デップ氏は裁判所の決断に満足しています」

今年3月には、ジョニーによる「サン」紙との名誉棄損訴訟における上訴が棄却されていた。アンバーと結婚していた当時、ジョニーを「DV夫」と表したタブロイド紙をジョニーが名誉棄損で訴えていたが、昨年11月に「サン」側の勝訴判決となった。

その後、ジョニー側は上訴の意向を表し、今月に入ってからはアンバーが離婚時にジョニーから受け取った700万ドルをチャリティに寄付するという発言が実行されていない「新たな証拠」があるとしていたにも関わらず、控訴院は前回の審問が「完全に公平」なものであったとして、これ以上裁判を続ける必要はないとの判断を下した。ジョニーは前回、敗訴が決定した直後、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゲラート・グリンデルバルド 役から降板している。

ほかにもアメリカで名誉棄損訴訟が続いており、2018年にアンバーがジョニーを名指しさえしなかったものの、ドメスティックバイオレンスの被害に遭ったと発言した「ワシントン・ポスト」紙への寄稿を発端とした訴訟は現在のところ、来年の4月まで延期となっている。

Text: Bangshowbiz

Photo_ Samir Hussein/WireImage
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