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犬飼貴丈さん「結婚は素晴らしいこと。でも相手はちゃんと選ばなきゃいけない」

  • 2021.8.1
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はやる気持ちは人を見る目を鈍らせる

――「サレタガワのブルー」で演じたのは不倫される夫でした。犬飼さん自身、結婚願望はありますか?
犬飼貴丈さん: 僕、バツ7なんですよ。

――え?
犬飼: ……うそです、独身です(笑)。
昔描いていた未来予想図では、24、25歳くらいで結婚しているはずだったんですけどね。結婚は「しよう」と思ってできることではないので……タイミングが合えば、くらいに考えてます。晩婚化もしているし、「何歳までに」と焦る気持ちも全くないです。はやる気持ちは人を見る目を鈍らせると思うので、いいなと思える人に出会えれば、という感じです。

朝日新聞telling,(テリング)

――不倫ドラマに出て、結婚のイメージに変化はありましたか?
犬飼: いえ、結婚については素晴らしいことだと思いますよ。夫婦生活がどうなるかは人によるので、ダメな人と結婚してしまったら大変なんでしょうね。だから今回のドラマは、反面教師というか、「結婚する女性はちゃんと選ばなきゃいけないんだな」とか「浮気をさせない努力をしなきゃダメだな」という学びはありました。

自分の弱い部分も大事

――30歳前後の女性は「早く結婚したい」という人もいます。周りにそのような女性はいますか?
犬飼: 独身の女友達は結構いますけど、全く聞いたことないです。「彼氏がほしい」っていう話はよく聞きますけどね。“類は友を呼ぶ”なのかな……僕自身が結構、ハッピーなタイプなので、周りも明るい人が多いのかもしれないですね。

――犬飼さん自身はポジティブですか?
犬飼: 明るい部分と暗い部分、両方を持ち合わせてますね。結構すぐ凹むこともあります。でも、強くなろうという気持ちもないんですよね、自分の弱い部分も大事だと思っているから。ずっとハッピーなヤツっていうのも変だし、凹むからこそ見えてくるものもあると思っているので。どちらの要素も持ち合わせたまま生きていきたいです。

朝日新聞telling,(テリング)

――色んなことを、受け入れるタイプなんでしょうか。
犬飼: 妥協できることと、できないことがありますね。僕、ご飯については妥協したくないんです。「食べたいものを食べられるよう、どう時間を組むか」は、いつも考えています。「死ぬまでに、あと何回おいしいご飯を食べられるんだろう」と思うと、適当に済ませるのがもったいないと感じちゃって。好きなものを好きなタイミングで食べることだけは譲れないです。

――いちばん好きな食べ物は?
犬飼: 地元の徳島ラーメンをずっと食べてきました。豚骨醬油で細麺、チャーシューの代わりに豚バラが載ってて、おいしいですよ。
ラーメンに育てられたんじゃないかってくらい、好きですね。いいところは、色んな種類があること。「今日は醤油系が食べたいな」とか「今日は味噌がいいな」って、選べるから飽きがこないんですよね。それも好きな理由の一つです。
ロケの時は、前もって食べログをチェックして、おいしそうな店に行くようにしてます。「東京ならこの店」「大阪ならここ」みたいなラーメンマップが、頭の中にありますね。

朝日新聞telling,(テリング)

ずっと少年のような心を持っていたい

――美容には気を付けているんですか。
犬飼: 美容というか健康のために、スープを飲まないというのは徹底しています。本当は飲みたいんですけど……その我慢によって、次の日もラーメンを食べられると考えてます。ほぼ毎日食べているので。
スープを飲まなければ、パンを食べるのとラーメン食べるのは一緒というのが持論。麺は小麦粉ですし。トッピングに野菜を乗せれば、むしろパンより身体にいいんじゃないかって、僕は考えてます。

――トレーニングなどは?
犬飼: 筋トレはたまにしますし、週1~2くらいで走りますね。走る距離を伸ばしすぎると膝に負担がかかるので、自分の体調と相談しながら、2~3キロくらい。汗を流したくて続けています。

朝日新聞telling,(テリング)

――先日27歳になったばかり。今後どんな風に生きていきたいですか?
犬飼: ずっと少年のような心を持っていたいですね。大人として大事なことはあるし、ちゃんとしなきゃならない場面もあるけど、慣れって怖いし、新鮮な気持ちで物事を楽しめなくなるのは悲しいから。感じ方や楽しみ方は昔のままで、いつまでも友達とくだらないことで笑い合えるような大人でいたいな、と思います。

●犬飼貴丈さんのプロフィール
1994年、徳島県生まれ。2012年「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。14年、昼ドラ『碧の海〜LONG SUMMER〜』(フジ系)で俳優デビュー。以来、「仮面ライダービルド」(17年、テレ朝系)で主演、映画「ぐらんぶる」(20年)で竜星涼とW主演するなど、活躍の場を広げている。

ST:秋山貴紀、HM:加藤ゆい(フリンジ)
衣装:シャツ(シャリーフ)¥26,400・パンツ(リメール)¥5,940/シアン PR バングル¥66,000・リング¥13,200(ともにノース ワークス)/HEMT PR その他/スタイリスト私物

■奥 令のプロフィール
1989年、東京生まれ。不登校・高校中退から高卒認定を取得し大学へ。新聞の記者・編集者を経て、2020年3月からtelling,編集部。好きなものは花、猫、美容、散歩、ランニング、料理。

■齋藤大輔のプロフィール
写真家。1982年東京生まれ。東京造形大学卒業後、新聞社などでのアシスタントを経て2009年よりフリーランス。コマーシャルフォトグラファーとしての仕事のかたわら、都市を主題とした写真作品の制作を続けている。

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