今日、7月7日は…そう、ご存知の通り「七夕」。
織姫と彦星が1年に一度だけ会えるという、ロマンチックな伝説が伝わる日ですね。
占いサイト『365誕生日大占術』を監修する心理占術研究家の天城映先生によると、この日は数字的に見て特別な日なのだそうです。
いったいどんな日なのか?その意味をご説明しましょう。
≪「七夕」を数秘術で示すと?≫
7月7日を数秘術で表すと、
「7+7=14」
「1+4=5」
「5」が表す主な意味は“進歩”や“変化”、そして“コミュニケーション”。
1年に一度の再会は、2人がコミュニケーションを取れる最大のチャンスが来るということですから、この数字になるのもうなずけます。
≪「七夕」は7日ではなかった!?≫
ところで、七夕はもともと、7月15日だったとか。ご存じでしたか?
かつて、旧暦7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せるため、機(はた)で織った衣服を棚に置いておく習慣があったそう。ここから「棚機(たなばた)」という言葉が生まれたと言われています。
その後、仏教が伝来すると、7月15日は今でいう「お盆」となり、「棚機」は7月7日に繰り上げられたとのこと。
こちらと中国から伝わった織女・牽牛の伝説が結びつき、天の川を隔てた織姫と彦星が年に一度の再会を許される日とされた、というのが正式な由来のようです。
≪7月15日はどんな日?≫
ちなみに7月15日を数秘術で示すと、
「7+1+5=13」
「1+3=4」
「4」が表す意味は、“安定”“安泰”など。7日の「5」とはずいぶん違いますね。
一口に“七夕デート”と言っても、「恋人のことをもっとよく知りたい」「コミュニケーションを深めたい」「もっと仲を進展させたい」と思うなら7月7日。
自分たちの関係がいかに安定しているかを確認したいなら7月15日と、お付き合いの深さによって日にちを変えるのもいいかもしれません。
≪7月7日は「記念日」いっぱい≫
この日は七夕と関連した、たくさんの記念日がある日としても知られています。
いくつか例を挙げてみましょう。
◆川の日
七夕伝説の「天の川」のイメージがあり、7月は「河川愛護月間」であることから、建設省(現在の国土交通省)が1996年に制定。
◆ゆかたの日
七夕の日、女の子は色のついた糸を結び、7本の針と瓜を供え、裁縫の上達を祈っていたという中国の故事にちなんで、日本ゆかた連合会が1981年に制定。
◆恋そうめんの日
七夕の日には、古くからそうめんを食べて無病息災を願う風習があったこと、風水では麺類を“恋愛運を高める食べ物”とすることなどから、三輪そうめん山本が2005年に制定。
◆サマーラバーズデー
新宿地区のデパートが1990年に制定。意中の人にプレゼントをする日。
◆サマーバレンタインデー
サマーバレンタイン実行委員会が1986年に制定。
いろいろありますね。
全体的にロマンチックなイメージではありますが、そこかしこから商売のにおいが漂ってくる感じも…。
他には「ポニーテールの日」なんて記念日まであります。
理由は、この日が「七夕」「ゆかたの日」で、ポニーテールが浴衣によく似合うから、だそうです。
完全にこじつけですが、まあ覚えやすいって意味ではいいかもしれませんね。
さておき、前述した通り、7月7日は“進歩”や“変化”“コミュニケーション”を表す日。
これにあやかって、何かちょっとしたことにチャレンジしたり、しばらく会っていなかった人に連絡してみたりしてはいかがでしょうか。
みなさまが素敵な七夕を過ごせますように!
監修者紹介
天城映(あまきえい)
心理占術研究家。占いと心理テストを専門に手がけ、雑誌やTV、携帯コンテンツやWEBなどで執筆中。
社団法人日本心理学会認定心理士および産業カウンセラーの資格を有し、西洋占星術をメインに、気学なども取り入れた個人鑑定も行っている。クライアントの希望によってはヒーリングや、パワーストーンのアドバイス を行うことも可能。
著書は「毎日使える誕生日・自在暦占い」(グラフ社)「366日幸運の女神が微笑む本」(果林舎)「恋のパワーストーン選び」(小学館)などがある。
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