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神谷浩史&福山潤、アニメ「天官賜福」の舞台裏や作品の魅力を語る!『非常にプレッシャーではあった』

  • 2021.7.31
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神谷浩史・福山潤がアニメ「天官賜福」先行上映イベントに登場!
神谷浩史・福山潤がアニメ「天官賜福」先行上映イベントに登場!

【写真を見る】穏やかな表情で作品の見どころを語る神谷浩史

7月4日にスタートしたアニメ「天官賜福(てんかんしふく)」(毎週日曜夜9:30-10:00、TOKYO MXほか)の先行上映イベントが、6月27日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催。日本語吹替版でメインキャラクター謝憐(シエ・リェン)を演じる神谷浩史、三郎(サンラン)を演じる福山潤が登場し、収録の舞台裏のエピソードや作品への思いを明かした。

本作は、2020年10月より中国のbilibili動画にて配信が開始され、総再生回数3億回を突破した人気作。天賦の才を持ち、人々を救うことを志して修行を積み、飛昇し武神となった仙楽国の太子・謝憐が、人々の住む下界に降りて、神官として出直す中で“三郎”と名乗る不思議な少年と出会うことから物語は始まる。

アニメ「天官賜福」には、霊文(リンウェン)役の日笠陽子、南風(ナンフォン)役の古川慎、扶揺(フーヤオ)役の小林千晃も出演。また、裴茗(ペイ・ミン)役を諏訪部順一、 裴宿(ペイ・シュウ)役を増田俊樹、 半月(バンユエ)役を花澤香菜が担当する。

神谷浩史&福山潤が収録時の舞台裏を明かす!

それぞれが演じるキャラクターを感じさせる白と赤の衣装で登場した神谷と福山は、会場の大きな拍手に迎えられて、笑顔でステージ上へ。

この日、イベントでは7月4日の放送に先駆けて第1話~第4話を上映。神谷と福山にも完成映像を見た際の感想を聞くと、福山は「吹替版の作品と同じ方法で収録させていただいたので、BGMやSE、オフィシャル版のキャストの方の声を聞きながら収録を行いました。まず、映像のきれいさ!そして、何よりも絵が100%入っている作品に声を当てられたことが楽しかったですね」と、素直な感想を明かした。

また神谷は、「日本のアニメーションですと、(収録時に)絵と声が合わない部分に関しては、後から絵の方を修正するということもあるんですけれど、今回は絵が100%できていたこともあり、原音のニュアンスを拾いながら、しっかりと日本語をあてていくというアプローチをしました。最初は原音と違う部分や、元々の役者さんの雰囲気にどれくらい似ているかというところが気になっていたんですけれど、完成版を拝見させていただいたら、やっぱりアニメーションとしてキャラクターが喋っているので、日本のアニメーションとあまり変わらないなという印象を受けましたね」と、舞台裏のエピソードとともに自身の思いを伝えた。

イベントに参加したお客さんに呼びかける神谷浩史
イベントに参加したお客さんに呼びかける神谷浩史

神谷「(謝憐は)めちゃくちゃハードルの高いキャラクターです」

また、この作品に携わることが決まった際の気持ちを聞かれた神谷は、「アジア圏で非常に人気の作品だと聞いていて…、これまでにも、日本で人気の作品を任せていただけるという経験はありましたが、中国となると14億人でしょ?日本の人口の10倍以上なので、その人たち全員を納得させる提案をできるのかなって、非常にプレッシャーではあったんです。けれども、どの作品もやっぱり向き合い方は一緒で、自分という楽器を使ってどう表現していくのか、自分なりに材料を集めて提案していったので、どの作品も思いは変わらないですね」と、作品への向き合い方を語った。

さらに、作品に登場するキャラクターについて福山は、「謝憐(シエ・リェン)がとにかく無防備かつ、人の心に入り込むのがうまい!」と、神谷が演じる謝憐の魅力を絶賛。

福山自身が演じる三郎については、「1話の後半にナレーションという形で参加させていただいたのですが、そこから2話ほど出ないという(笑)。そして、出てきたらしれっと、ひょうひょうとした感じでいる(笑)。三郎についてはまだ言えないことが多々あるのですが、謝憐に対して並々ならぬ何かがあるようです」と、三郎の謎に包まれた部分に触れた。

また神谷は、「作品を受け取ったら、分からないことがいっぱい書いてあったんですよね。皆さんもご覧になったので、お分かりかと思うんですけれど、“天界に飛昇する”というところから始まるんです。皆さんの中で飛昇されたことあるって方います?(笑)」と、会場に呼びかけて笑いを誘った。

続けて、「最初に中国の文化を説明していただいて、さらに、『実は過去800年にわたるいろいろな出来事があって、その上にこのキャラクターが成り立っています』ということも伺ったので、(謝憐は)めちゃくちゃハードルの高いキャラクターです」とコメントした。

福山潤が収録の舞台裏を明かす
福山潤が収録の舞台裏を明かす

福山「すっごい便利なんですよ、三郎は(笑)」

そんな謝憐と三郎のコンビの魅力に対して福山は、「三郎に対して『何かしら隠しているっぽいな』って思うじゃないですか?隠しているんですよ、何かしらを。それを、隠す気があるのかないのか、絶妙な情報の出し方をするんですけれど、それに対しての謝憐の反応が面白いですね」と、2人の関係性とともに見どころを明かした。

続けて、「三郎は言いたいことも言う、情報を能動的に小出しにしたり、行動も謝憐のことを思ってするので、受け身じゃないんですよね。でも、謝憐は全部受けてから行動するので、そこのラインが相当難しいだろうな…って、僕はにこにこしながら、三郎でよかったなって思って演じましたね(笑)」と、会場を笑いに包んだ。

また神谷は、「僕は元々、バランスを取るということに関しては不得意ではないので、周りを引き立てることによって、自分のキャラクターの良さが出てくるみたいな役の方が、やっていて気持ちがいいんですよね。謝憐はわりとそういうタイプなので、物事に対して能動的に関わっていくというポジションではあるんです。たださっきお伝えしたように、800年分の蓄積がある以上『それ、実は僕なんだけど…』という思いがありながらも、ばかなフリをして『それなに?』って、お茶を濁すみたいなシーンがけっこうあって…、その辺のニュアンスがちょっと難しい、今までにはない感じだったなって思いますね」と、告白。

さらに、「謝憐は神官だけど人間の延長線上で800年生きているので、感覚が人間と全然違うのかといったら、それはまたちょっと違う話だと思うんです。けれども、地上に降りてきて、どうやったらみんなの信頼を得ることができるのかな?ってなった時に一人よりは誰か協力者がいてくれた方がいいし、その協力者が気の合う誰かだったらよりいいわけじゃないですか。謝憐的には、三郎と一緒にいるとストレスがないし、とても気が合うから、そばにいてくれていろいろと手伝ってくれるのはありがたいなというようなニュアンスだと思うんですよね」と思いを伝えると、福山は「すっごい便利なんですよ、三郎は(笑)」と、共感した。

神谷浩史・福山潤がアニメ「天官賜福」先行上映イベントに登場!
神谷浩史・福山潤がアニメ「天官賜福」先行上映イベントに登場!

“信頼関係は時間が作っていくもの”

イベントの最後には、「皆さまには1話~4話を見ていただきましたが、三郎の出番としてはこれからというところです。これから謝憐と育んでいく時間…あ、言葉が過ぎました(笑)。いや、でもそれが一番合っていると思うんですよね。気持ちが入りこんでいけばいくほど、もどかしくもあり、ほほ笑ましくもあり、何か感じるものがあったり…演じながら2人のやり取りがとても尊いものに感じる、そんな物語になっております。三郎と謝憐の2人の会話、関係を楽しんでいただけましたら幸いでございます」と、福山があいさつ。

神谷は、「これだけ大勢の皆さまの前に立たせていただくのは本当に久しぶりで、今日はとてもうれしかったです。プレッシャーな部分もありましたけれど、いい作品、良質な作品に参加できるというのは僕としても非常にうれしいことなので、全力でやらせていただきました。基本的には謝憐というキャラクターを中心に、彼が行く先々で起こる出来事を解決していくという物語ですが、その中で三郎との関係性がゆるやかな流れでとても丁寧に描かれていきます。僕は、信頼関係というのは男性だとか女性だとかなく、時間が作っていくものだという認識でいます。そういう時間が今後、12話を使って丁寧に描かれていくと思うので、そこにも注目していただいて、ご覧いただけたら幸いです」と、見どころとともに感謝の思いを伝えた。

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