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伊藤万理華、オタク女子の役作りに「眉毛を生やしっぱなしに…」

  • 2021.7.30
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伊藤万理華、オタク女子の役作りに「眉毛を生やしっぱなしに…」
(C)2021「サマーフィルムにのって」製作委員会

白目の演技は勝新の『座頭市』をイメージ

元乃木坂46の伊藤万理華が主演し、7人の仲間たちを集め時代劇を撮ろうと奮闘する女子高生のひと夏の青春を描いた映画『サマーフィルムにのって』が、8月6日より全国で公開される。このたび、伊藤の新しい場面写真が公開された。

公開された写真では、傘を剣に見立てて映画の殺陣を再現するシーンや、映画館に掲げられた1950年代前後の作品上映をイメージさせる「あっぱれ大時代劇祭」のポスターを憧れの眼差しで見上げるシーンが切り取られている。

伊藤が演じたのは、勝新太郎を敬愛する時代劇オタクの女子高生・ハダシ。本作での役作りにあたっては、「まずは『座頭市』をはじめ参考となる作品を見て、予備知識をつけました。ハダシの表情や仕草は、監督と話し合わずとも自然と形成していけたように思います。私がハダシとして選ばれた理由がなんとなく分かったので、肩の力を抜いて自分に近い部分を出せました。遊びで入れた白目は、実際に勝新が白目を剥いて格好良く構える『座頭市』のシーンを見ていたから自然とそうなっていきました。見た目に関しては、髪の毛をバッサリ切りましたが、あとは、眉毛を生やしっぱなしにしたくらいです」と語っている。

映画への愛があふれる新時代の青春映画

本作品は、時代劇と勝新太郎を敬愛する高校3年生のハダシ(伊藤)とその仲間たちのひと夏の青春物語。第33回東京国際映画祭で上映されるや否や話題を集めた本作品は、世界各国の映画祭での上映が続々と決定している。

ハダシは、キラキラ恋愛映画作りばかりの映画部で、自分が本当に撮りたい時代劇を作れずにくすぶっていた。そんなある日、彼女の前に武士役にぴったりな凛太郎(金子大地)が現れる。そこでハダシは、すぐさま個性豊かな“7人の”仲間を集め、文化祭でのゲリラ上映を目指すことに。青春全てをかけた映画作りの中で、ハダシは凛太郎へのほのかな恋心を抱き始めるが、彼には未来からやってきたという秘密があって……。

キャストには、伊藤や金子のほか、『由宇子の天秤』の河合優実や『ファンファーレが鳴り響く』の祷キララ、『君は永遠にそいつらより若い』の小日向星一、『RUN!-3films- 追憶ダンス』の篠田諒、『台風家族』に続く2作目となる甲田まひる、『FUNNY BUNNY』のゆうたろうといった次代を担うフレッシュなメンバーが顔を揃えるほか、ドラマ『青天を衝け』の板橋駿谷らが脇を固める。

監督は、 『青葉家のテーブル』でも瑞々しい若者たちを描いた松本壮史。主題歌は、今回初めて映画主題歌に取り組んだCody・Lee(李)の「異星人と熱帯夜」。

『サマーフィルムにのって』は、8月6日より全国で公開される。

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