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映画『モロッコ、彼女たちの朝』アカデミー賞モロッコ代表作品、イスラーム社会の女性の困難と絆を描く

  • 2021.7.28
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映画『モロッコ、彼女たちの朝』アカデミー賞モロッコ代表作品、イスラーム社会の女性の困難と絆を描く

映画『モロッコ、彼女たちの朝』が、2021年8月13日(金)TOHO シネマズ シャンテほかにて全国公開される。監督は、本作で“女性監督初のアカデミー賞モロッコ代表”に選出されたマリヤム・トゥザニが務める。

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“実話”から生まれた感動ストーリー

第92回アカデミー賞モロッコ代表作として選抜された『モロッコ、彼女たちの朝』は、トゥザニ監督が、過去に家族で世話をした“未婚の妊婦との思い出”をもとに作り上げた長編デビュー作品。家父長制の根強いモロッコ社会で、女性たちが直面する困難と連帯を、フェルメールやカラヴァッジョといった西洋画家に影響を受けたという質感豊かな色彩と光で描きだす。

カサブランカの小さなパン屋を舞台に

物語の舞台は、カサブランカの旧市街にある小さなパン屋。店を営む未亡人のアブラが、職を失い行くあてのない未婚の妊婦・サミアを家に招き入れたことから、全てが始まる。

イスラーム社会では、未婚の母はタブーとされているが、パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、孤独だったアブラ親子に光をもたらす。商売は波に乗り、町中がイスラームの祭りの興奮に包まれたある日、サミアの陣痛がはじまった。生まれる子供の幸せを願い、養子にです覚悟をしていたサミアだが、果たして彼女のくだす決断とは…?

異国情緒あふれる映像美

運命に翻弄されながら、二人の女性の生きざまに焦点をあてた『モロッコ、彼女たちの朝』は、人々の心の琴線に触れる温かく柔らかなストーリーであると同時、物語を彩るエキゾチックな演出も魅力的。モロッコの伝統的なパンや焼き菓子、幾何学模様が美しいインテリア、軽やかなアラビア音楽...。異国情緒あふれる空気と共に、“自分らしく生きる”女性たちの親密なドラマが描き出される。

豪華クリエイター&キャストが集結

本作の製作・共同脚本を手がけるのは、アラブ圏を代表する映画監督の一人で、トゥザニ監督の夫でもあるナビール・アユーシュ。また主演を務めたのは、『灼熱の魂』で世界各国の映画賞を受賞し、一躍注目を集めたルブナ・アザバルと、日本初紹介のニスリン・エラディが演じる。

【詳細】
映画『モロッコ、彼女たちの朝』
公開日:2021年8月13日(金)
監督・脚本:マリヤム・トゥザニ
出演:ルブナ・アザバル、ニスリン・エラディ
提供:ニューセレクト、ロングライド
配給:ロングライド

■『モロッコ、彼女たちの朝』あらすじ
臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブー。美容師の仕事も住まいも失った。ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、小さなパン屋を営むアブラだった。アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、心を閉ざして働き続けてきた。パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、孤独だった親子の生活に光をもたらす。商売は波に乗り、町中が祭りの興奮に包まれたある日、サミアに陣痛が始まった。生まれ来る子の幸せを願い、養子に出すと覚悟していた彼女だが......。

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