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中島健人×小芝風花、デートのような出張旅行 『彼女はキレイだった』四角関係が本格化

  • 2021.7.28
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『彼女はキレイだった』(c)カンテレ

母親の事故の記憶がフラッシュバックし、雨の中でうずくまってしまった宗介(中島健人)。その様子を通りがかりに見つけ、子供の頃と同じように寄り添って“傘”になってあげた愛(小芝風花)。それをきっかけに、2人の距離感に些細な変化が生まれていく。7月27日に放送された『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)第4話で、このドラマのストーリーの軸となる四角関係の構図がたしかに形作られたといってもいいだろう。

雨に打たれたせいで風邪気味のまま出社した愛。ちょっぴり気になる宗介は、薬を渡してお礼を言おうとするがなかなか素直に声をかけることができずにいた。そんななか、編集部員の里中(高橋優斗)が親知らずのせいでダウン。翌日に予定されていたロケハンの代理を愛が務めることに。しかしそれは宗介と2人きりの一泊二日の出張旅行。案の定、道中の社内では気まずい空気が流れる。ロケハンだけつつがなく進められていくなか、宗介が運転する車が側道に落ちてしまうハプニングが発生するのである。

もっぱら今回は、宗介と愛が「ザ・モスト」の企画のロケハンとして房総半島周辺を回るという、デートさながらの雰囲気と景色を楽しむ回である。フラワーガーデンに木更津の八剱八幡神社、海岸から水族館(これはおそらく八景島シーパラダイスであろう)。まさに劇中で愛が語る「手紙書きたくなる」ような、誰かと共有したくなる景色を味わえる、ロケーションの魅力が余すところなく発揮されたエピソードである。

それと同時に、スラップスティック的な動きの数々も際立つ。カフェで大きな荷物を運ぶ愛を見つけ、その通り道にある障害物を次々と気付かれないように取り除こうとスパイダーマンのような俊敏な動きを見せる宗介。出張シーンの途中で車を押した拍子に田んぼに落下する宗介と、助けようとして手を差し伸べた愛も一緒にダイブしてしまうお決まりのパターン。極め付きは終盤のロマンティックな雰囲気のなかで唐突に大きく転ぶ愛。それを見て子供のような笑みを浮かべる宗介も含めて、大胆な動きの数々に楽しませてもらえた。

そんな急接近の一方で、梨沙(佐久間由衣)にふたたび婚約者のふりを頼まれた樋口(赤楚衛二)は、宗介と梨沙が一緒にいるところを見てすべてを察する。愛から以前言われた、宗介が愛の親友を愛だと思い込んでいること。梨沙が言っていた“傷つけたくない人”が愛であるということ。愛は宗介と梨沙がまだ連絡を取り合っていることを知らないし、梨沙も3人が同僚であることを知らない。つまりこの時点で、4人の複雑な関係の全貌を理解しているのは樋口だけということになる。

ところで編集部で宗介が愛にあげる風邪予防の玉ねぎや、樋口が愛につける絵が描かれたマスク、宗介が子供のころからグリーンピースが苦手だったというくだりはしっかりとオリジナルのドラマをなぞった部分だ。その一方で、この出張エピソードに当たるオリジナルの第7話で描かれていた、編集部の同僚のジュヌとハンソルの恋の始まりの描写はリメイクされず。それでも宗介と愛のトークの中で好きな小説の話題となり、覆面小説家の話題が出たということは、このリメイク版もオリジナルと同じクライマックスへと向かうのだろう。

※高橋優斗の「高」ははしごだかが正式表記。 (文=久保田和馬)

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