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無印良品 銀座がアートな館に!

  • 2021.7.28
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インテリアブランドのイデーが、2011年にスタートした、日常芸術をテーマにアート(=文化)を広げるプロジェクト、Life in Art(ライフ・イン・アート)のことは知っている? これまで、このプロジェクトでは、有名無名、時代や国を超えて、クリエーションに共感するアーティストの作品紹介から、イデーショップやイデーを展開する無印良品の店舗での展示会・コラボレーション作品まで、幅広い取り組みを行ってきた。そして開始から10年を迎える今年、アートの裾野を広げるために、より多くの人々にアートとの接点を提供し、アーティストの活動を紹介していく展示会『Life in Art Exhibition(ライフ・イン・アート・エキシビション)』を開催中。

本展の会期中は、これまで行ってきた作品展示に加え、新しいアートのインスタレーション、アートを次のひとに繋げるオークションなど、多種多様なアートを、無印良品 銀座、イデー トウキョウで提案。また、今回からの新しい取り組みとして、街のコーヒーショップなどのお店と連携し、気軽にアートに出合える場所も選んだのが特徴。

会場となる無印良品 銀座とMUJI HOTEL GINZAでは、この無印良品の世界旗艦店をアートが丸ごとジャック。無印良品 銀座が、27組の個性豊かなアーティストによってたくさんのアートに囲まれた空間に期間限定で生まれ変わっている。MUJI HOTEL GINZAでは、ロビーなどのパブリックスペースでのアートの展示のほか、テキスタイルデザイナー粟辻博のアートを泊まりながら楽しめる3つの客室も用意しているので、こちらもチェック。

MUJI HOTEL GINZAの客室では、粟辻博のテキスタイルが部屋のあちこちに飾られて。これを実際に目にできるのは、宿泊者だけの特権!

4Fに展示されている中村大介の山びこ(山の神様・精霊・妖怪)たち。山の風景、そこに咲く可憐な花々、自然がつくり出した倒木の姿、山で見かける動物たちなどにインスピレーションを受け、木や鉄で山びこを制作している。

5Fに展示されているのは、福岡にあるヨーロッパのアンティーク家具を取り扱うkrank(クランク)のインスタレーション。ヨーロッパのアンティークから物語を紡ぎ出す、彼らのオブジェやインスタレーションは、観る者をファンタジーの世界へと誘う。

6Fに展示されている、染色家・柚木沙弥郎の作品。98歳を迎えた現在もアーティストとして活動する彼の作品は、鮮やかな色使いや大胆な構図が持ち味。どれも伸びやかで活力にあふれたものばかりだ。

同じく6Fには、絵描きの下田昌克によるキャンバス地でつくられた大迫力の恐竜も。

イデー トウキョウでは、愛着を持って大切に使ってきた品を、次の人に想いとともに繋げる「ライフ・イン・アート・オークション」を開催。オークションに参加するのは、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明、ランドスケープ・プロダクツのファウンダー中原慎一郎、インテリアスタイリスト作原文子、プロダクトデザイナー深澤直人など、無印良品やイデーと関わりの深い多種多様なクリエイターの面々。出品アイテムは、イデー トウキョウ併設のギャラリーで展示中だ。

そのほか、千代田区、中央区、文京区、台東区にある、30カ所以上の身近なコーヒーショップやギャラリーなどで「ライフ・イン・アート・サテライトギャラリー」を期間限定でオープン(会期は会場ごとに異なる)。お気に入りのコーヒーショップや馴染みのお店で思いがけないアートとの出合いがあるはず!

「ライフ・イン・アート・オークション」の出品アイテムは、イデー トウキョウ併設のギャラリーで展示されている。お目当てのものをチェックしにぜひ覗いてみて。

『ライフ・イン・アート・エキシビション』会期:~9/5(日)会場1:イデー トウキョウ東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅改札内 グランスタト東京B1F スクエアゼロエリア48番www.idee-online.com/shop/contents1/ideetokyo.aspx*第1回オークション:~8/11(水)第2回オークション:8/13(金)~9/5(日)会場2:無印良品 銀座東京都中央区銀座3-3-5https://shop.muji.com/jp/ginza/会場3:千代田区・中央区・文京区・台東区の公共空間、店舗など。*店舗、展示アーティスト名、会期など詳細は、オフィシャルウェブサイトで確認。www.idee-lifeinart.com

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