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これは大変!マタハラ経験者が語る恐ろしいトラブルとは?

  • 2015.7.5
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働く女性が増え、結婚や出産をしても働きやすい会社が増えてきたと言われていますが、それでもまだ妊娠や出産を期に会社を辞める人は多く、妊娠後に退職したという人は半数以上。そして社内の産休・育休制度を利用した人は40%未満なんだとか。

 

さらに、保険ショップ『保険クリニック』が、妊娠・出産経験のある20~40歳の女性500名を対象に、妊娠・出産と仕事についてアンケートを実施したところ、約80人(16%)が、妊娠や出産をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせや不当な扱いを受ける「マタニティハラスメント(マタハラ)」にあった経験があることも判明。

そのうち33人(41.3%)が、解雇や契約打ち切りの話をされていたことがわかりました。

やはり女性の社会進出が目立ってきたとはいえ、まだまだ働きにくいのが現実なのかも。今回は働く女性の妊娠・出産について調べてみましょう。

まずは、妊娠の事実を職場に伝えた後になにかうれしかったことや嫌なことがあったかを尋ねたところ、66.2%が「なにもなかった」と回答。「うれしかったことがある」という人は20.6%で、逆に「嫌だったことがある」という人は13.2%でした。

実際にあった職場での不当な扱いや嫌がらせについて詳しく尋ねたところ、「解雇や契約打ち切りの話をされた」人がもっとも多く、次いで「心ない言葉を言われた」「立ち仕事などの重労働を強いられた」と続きました。

また職場からの配慮を尋ねたところ、「なにもなかった」職場が4割以上あることが判明しました。

 

■妊娠中に職場で不当な取り扱いや嫌がらせがありましたか。(いくつでも)

なにもなかった84.0%(420人)

解雇や契約打ち切りの話をされた 6.6%(33人)

心無い言葉を言われた4.8%(24人)

立ち仕事や重労働をさせられた2.0%(10人)

残業をさせられた1.8%(9人)

その他1.6%(8人)

担当業務を変更させられた1.2%(6人)

降格をさせられた0.4%(2人)

異動をさせられた0.2%(1人)

(※保険クリニック調べ)

 

■妊娠中に職場から配慮はありましたか。(いくつでも)

なにもなかった42.6%(213人)

重労働の免除29.2%(146人)

病院に行く時間の確保19.6%(98人)

勤務時間の短縮15.6%(78人)

残業の免除12%(60人)

立ち仕事の免除12%(60人)

通勤時間の変更5.8%(29人)

夜勤の免除2.8%(14人)

その他1.6%(8人)

在宅勤務へ変更1.0%(5人)

(※保険クリニック調べ)

では、妊娠中のトラブルについてはどうでしょうか? なんと働く妊婦の約3人に1人がなんらかのトラブルがあったことが判明。なかでももっとも多かったトラブルが「早産しそうになった」で4割近い人が経験。入院をしたり、自宅で絶対安静になり出勤できなかったという人も多いことがわかりました。

 

■妊娠中にトラブルはありましたか?(いくつでも)

トラブルがあった(31.4%:157人)

・流産しそうになった 40人

・流産した17人

・早産しそうになった 60人

・早産した22人

・妊娠中毒症になった 25人

・その他20人

トラブルはなかった(68.6%:343人)

(※保険クリニック調べ)

妊娠・出産後の仕事についてはどうしているのでしょう。多くの会社で産休・育休制度が充実してきたとはいえ、実際に取れる人は半数程度。52%(260人)は結局退職をしていることが判明。

また産休・育休を利用したのは39.2%(196人)という結果になりました。ちなみに雇用形態別にみると、正社員で産休・育休を利用した人は61.2%(159人/260人)だったのに対し、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトで利用できたという人はたった15.4%(37人)。やはり正社員でないとなかなか制度を利用することはできないのが現状のようです。

 

■妊娠・出産後の仕事はどうしましたか?

・退職した52%(260人)

・産休、育休を利用39.2%(196人)

・同じ会社で雇用形態を変えた 4%(20人)

・その他2.8%(14人)

・転職した2%(10人)

最後に出産後の仕事復帰の時期を尋ねてみました。もっとも多かったのは「仕事復帰していない」で36.2%(181人)、続いて育休明け(産後8週間)が10.6%(53人)、産休明け(通常1歳まで)が8.4%(42人)でした。

また一度は退職したけど、仕事に復帰したという人は15.8%(79人)。その中で一番多かった時期は、子どもが2歳7か月~3歳ということがわかりました。

ちなみに日本の女性社会進出度は現在世界142か国中104位。先進国の中ではまだまだとても遅れているのが現状です。

しかも働く女性が増えることで、子どもの預け先の問題や働くママに対する制度の問題も増えていますよね。まだ社会的な制度が確立できていないので、やはり家族の協力はもちろん、職場や周りの人の協力が必要なのは確かなようです。

ここまで、妊娠・出産後の職場の問題点ばかりをあげてきましたが、実は職場から妊娠や出産を祝福されたという人も少なくありません。私も妊娠中に「力仕事や重たい物を持つときに代わってもらった」「みんなが気遣ってくれた」という経験がありますし、逆に妊娠したからといって仕事量を減らされるわけでなく、いままでどおり仕事を与えてくれたこともうれしかったのを覚えています。

産後の職場復帰を望んでもらえる声も励みになりますよね。妊娠中は身体の変化や今後の不安から精神的にも肉体的にも不調が出やすいとき。そんなときこそ、周りの人のちょっとした気遣いが心に響くものなのです。(Yuina)

情報提供元:保険クリニック