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新しいナッツバターの味と出会える高知発〈DADA NUTS BUTTER〉。

  • 2021.7.19
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美容やプラントベースの食生活を意識する人が注目しているナッツ。積極的に食生活に取り入れる人も多くなってきました。ナッツの加工食品としてすぐに思い浮かぶのはピーナッツバターですが、高知県香美市にある〈DADA NUTS BUTTER〉は、ピーナッツ以外のナッツバターを作っています。新しいナッツの味わいに出会える〈DADA NUTS BUTTER〉のナッツバターをお取り寄せしてみました。

味付けはほんの少しの塩だけ。ナッツの味を生かしたナッツバター。

印象的なボックスのデザインは、"アーモンドアイ"のイメージから。

〈DADA NUTS BUTTER〉は高知県香美市に2018年10月にオープン。生のナッツを焙煎に始まる製造、瓶詰め、パッケージング、販売のすべてを手作業で行っています。お店にはナッツバターを使ったピタサンドが食べられるカフェも併設しています。

「小瓶3種ボックス(アーモンド/カシュー/クルミ)」2,000円。

今回、お取り寄せしたのはアーモンドバター、カシューナッツバター、クルミバターの3種類が40グラムずつ入ったセットです。オリジナルのラベルは、エキゾチックなデザイン。これはナッツそれぞれの味と原産地、イランやペルシャなど西アジアの国々のイメージをデザインが取り入れられています。

産地を厳選したナッツは生の状態からお店で焙煎。ペースト状にして塩を加えただけというシンプルさも魅力です。「甘みが入っていないので、いろいろな料理やお菓子にも応用してもらえます」と武智さん。

ナッツの特徴や食べ方のヒントが書かれたカード。

最初はどんな風に食べたらいいのか、なかなか想像できないかもしれません。でも、ご心配なく。商品と一緒に名刺サイズのカードが入っていて、各ナッツペーストの特徴に加えて、"hint"として、相性のいい食材や料理の名前がいくつも書かれています。瓶と見比べながら眺めていると、食べ方のイメージが湧いてきて色々試したくなってきます。

クラッカーやパンにのせるだけで、気軽なおもてなしに。

まずはシンプルに、クラッカーにそのまま、フルーツやジャムを合わせて味わってみました。

アメリカ産ビュート種アーモンドを使った色味の濃い「アーモンドバター」は香ばしさの後にふわっと華やかな風味を感じます。カードには、朝昼晩問わずマルチプレーヤーとのコメント。カードの"hint"にもあったブルーベリージャムと合わせてみるとブルーベリーの甘酸っぱさが引き立ちます。

インド産カシューナッツを使った「カシューバター」は、お砂糖が入っていないのが不思議に感じるぐらい甘さが印象的。香りも微かに甘く、ローストのカシューナッツとはまるで違うような、まろやかなコクがあります。レーズンのラム酒づけトッピングしてみると、味に広がりが生まれます。ラムレーズンのアイスに少し垂らしてみたいところ。

タスマニア産のクルミを使った「ウォルナットバター」は、そのまま食べると独特の渋みがおいしさに。香りもスモーキーで、どっしりと大人っぽい印象です。カードの"hint"には、ドライフルーツとあったので、ドライクランベリーをトッピングしてみました。渋みがベリーの酸味が際立ってきます。

夏野菜のグリルなどシンプルな料理をランクアップさせる簡単ソース。

簡単な応用編として、〈DADA NUTS BUTTER〉のサイトに記載されているアーモンドバターにニンニクのすりおろし、レモンやクミンパウダーを合わせたソースを試してみました。合わせたのは焼きナスとズッキーニ、トマトを焼いたもの。コクとスパイスのあるソースは、あっさりした夏野菜のおいしさにぴったりです。

もちろん肉や魚と合わせる食べ方も。「高知の郷土料理にニンニクを使ったヌタという酢味噌があります。そのヌタを味噌の代わりにナッツバターを使って、ぶりなど高知のおいしい魚と合わせて食べるのもおすすめです。濃度はオリーブオイルを加えて調整してみてください」と武智さん。

プラントベースの食事やナッツが持つ豊富な栄養素に注目が集まる中、日本ではまだ馴染みがないナッツバター。動物性の食材を使わなくても味に深みやコクをプラスしてくれるので、ヘルシーでおいしい食生活のバリエーションとして、取り入れてみてははいかがでしょうか?

〈DADA NUTS BUTTER〉
高知県香美市土佐山田町西本町4-1-23 にしまちビル2F
088-769-0739
10:00~18:00
火水休
公式サイト

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