1. トップ
  2. 恋愛
  3. これ読めますか?【蒲公英】ヒントは黄色いお花です!

これ読めますか?【蒲公英】ヒントは黄色いお花です!

  • 2021.7.15
  • 6839 views

春を感じるお花のひとつである「蒲公英」。 黄色い花びらが特徴のお花ですが、見るだけで元気をもらえますよね。 どのお花のことを言っているのか、さっそくみていきましょう。

(1)「蒲公英」の読み方

漢字表記からすると、正直想像がつきません。 この読み方は「たんぽぽ」と読みます。 黄色いお花の可愛いですが、ふわふわと散る綿毛も可愛い植物。 子どものころ、茎の部分を笛にして遊んだ人もいるでしょう。 そんな身近なお花であるたんぽぽを、漢字ではこのように書きます。 (『広辞苑』より)

(2)「蒲公英」の由来

なぜたんぽぽは「蒲公英」という漢字を使うのか。 実は、蒲公英には「たんぽぽ」以外に読み方があり、それが大きく関係しています。 たんぽぽは、生薬として中国で広く使用。 そこでの漢字表記が「蒲公英」となり、読み方は「ほこうえい」と読みます。 そのまま日本に伝わり、「たんぽぽ」は「蒲公英」となっているのです。 当て字といえば当て字になります。 ちなみに、「たんぽぽ」と言われる由来は諸説あります。 江戸時代、たんぽぽの茎を鼓のようにして反り返させる遊びがありました。 鼓草と呼び、鼓の叩く音「たん」「ぽぽ」から「たんぽぽ」となったそうです。 なんとも可愛い由来ではないでしょうか。 (『広辞苑』より)

(3)「蒲公英」について

「蒲公英」とは、キク科タンポポ属の多年草の総称。 全世界に分布し、日本には10種類以上が生息しています。 カンサイタンポポ、エゾタンポポ、シロバナタンポポ、セイヨウタンポポなどです。 普段よく見かけるものは、カントウタンポポといいます。 同じように見えても、たんぽぽも少しずつ違います。 日本だけでも、10種類が生息している時点ですごいと感じるでしょう。 また、たんぽぽの若葉は食用、全草は生薬と無駄がありません。 可愛いだけでなく、人間の役にも立つすばらしい植物です。 (『広辞苑より』) 道端に咲く存在感ある蒲公英。 これで少しは蒲公英への見方も変わったことでしょう。 蒲公英の仲間も教えましたので、ぜひ散歩のとき観察してみてください。 (恋愛jp編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる