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〈名古屋駅〉SDGsメニュー! 有名隠れ家レストランオーナーシェフの進化系ビストロ

  • 2021.7.12
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こんにちは!甘いものマニアのkitty-sweetです。 今回は、名古屋で有名な隠れ家レストラン「サロンイナシュヴェ」のオーナーシェフによる、新スタイルのビストロ「ビストロ イナシュヴェ」のご紹介です。

時代の進化に合わせ、食のサスティナビリティ(SDGs)への取り組みとして、今年3月に「ビストロ イナシュヴェ」がオープン。身体にやさしいフランス料理をいただくことができます。

出典:リビング名古屋Web
カジュアルスタイルの中に上質な雰囲気漂う店内
出典:リビング名古屋Web

お店の場所は、名古屋駅前にある、ミッドランドスクエア4階。外観にはかわいらしいウサギのロゴマークがあり、エッフェル塔、コックさんのイラストなどがお出迎えしてくれ、ほっこりします。

店内はすっきりと洗練された雰囲気。一流レストランの上品さを残しつつ、カジュアルスタイルに。テーブルにはクロスの代わりに、パリの街並みのイラストが描かれた、可愛いペーパークロスがセッティングされています。

新型コロナウイルス感染防止対策として消毒、マスク、検温などはもちろんのこと、ランチからディナーまで通しの営業で、入店を分散させたり、黙食しやすい定食スタイルのスープセットの提案、テイクアウトの対応など、対策を徹底されています。

出典:リビング名古屋Web
有名ホテル元総料理長 フレンチシェフがつくるSDGsメニュー

こちらのお店では、数々の有名ホテルで総料理長を務めた、人気フレンチシェフによる、SDGsメニューが食べられます。

可能な限りフードロスをなくすため、平日ランチはメインメニューがスープです。

商品化できなかった野菜などを引き取とったりすることにより、肉や骨、野菜の端っこも、食べ物を余すことなく使うことで、いい出汁となり、一流シェフの手にかかれば、おいしくて体に良い、環境にもやさしいスープを作ることができます。

食品残渣を活用した循環型農業・畜産によって育まれた野菜やお肉も使用しているそうです。例えば、廃棄される食品等を利用して製造された飼料を食べて育った豚肉を使うことで、食品リサイクルによる資源の有効利用が可能となります。

その他にも、障がい者等が農業分野で活躍することを通じ、社会参画を実現していく取り組み「農福連携」によって育てられた野菜を積極的に活用。自給自足の野菜栽培プロジェクトをサポートするなど、様々な活動に力を入れ、SDGsのための施策を講じたメニュー作りをされているそうです。

出典:リビング名古屋Web

SDGsスープセット(1,320円)は、選べるスープ2種・ごはんまたはパン、ライスヌードルの中から1種、食前のハーブティーとニース風サラダがセットになったランチです。

平日11:00~14:00となっていますが、無くなり次第終了とのことです。

まずは食前にハーブティー。おしゃれというだけでなく、体を温めてお食事の準備が整う気に。

スープは、4種類の中から2種類を。※内容は季節や仕入れ状況により変更あり 1.人参のポタージュクレイシーとバジル風味の小イカのソテー 2.あいちひめポークと豆乳のカレースープ 3.黄金コンソメとあいち鴨団子 4.エビとトマトのフレンチトムヤンクン 筆者は2と4をチョイスしました。

カレースープの方は豆乳がカレーのお味を程よくマイルドにしていてバランスよく、トムヤムクンも、海老のだしとトマトの酸味がおいしいスープでした。

充実した内容のスープが2種類もいただけるのでスープが十分にメインディッシュになります。そして「テーラテールのおいしいパン」との名前通り、スープと一緒にいくらでもいただけそうなおいしいパンに、たっぷりのサラダで、大満足のランチでした。

一押し! 豪華アフタヌーンティー

今回何といってもご紹介したいのは、カフェタイムメニューの豪華アフタヌーンティー!

甘いものマニアの筆者としては何といってもこちらのアフタヌーンティー(2,750円)を全力で推したいと思います。

提供時間は、14時から17時までですが、社会情勢により営業時間に変更(短縮)等があるため、ランチタイムでもいただける場合があるとのこと。予約時に問い合わせるのがよいかもしれないです。

出典:リビング名古屋Web

まずはこちらの看板ともいえる「本日のスープ」。この時はトマトのポタージュで優しいさっぱりとしたお味でした。

出典:リビング名古屋Web

そして3段トレイ…ではなく三段のスタイリッシュな重箱が登場。開けてみると、華やかでテンションMax!

出典:リビング名古屋Web

<一の重>(写真左) 「サクラエビとあいちひめの自家製ハムのサラダ さくら薫るイチゴのドレッシング添え」

全体的にピンクでとってもかわいらしいサラダです。桜エビのアクセントやポークの自家製ハムが盛りだくさんでした。スイーツの前にサラダを食べると罪悪感も半減します♪

<二の重>(写真右) 「ガトーセック (フィナンシェ、アオカビチーズケーキ、マカロン、メレンゲ、プチタルト、チーズとオリーヴオイルのパルミエ、ハニーバターアーモンド、テントウムシチョコレート)」

二の重は、焼き菓子がメインです。芝生に見立てたフレークの上に、色とりどりのお菓子が並んでいるのは、可愛くていつまでも見ていられます。とにかくこんなにたくさんの種類が少しずついただけるというのが嬉しいポイント!チーズのパルミエや、青カビのチーズケーキなど塩気のあるものも盛り込まれ、飽きないように考えられています。

<三の重>(写真右奥) 「ガトーセック(フルーツとガナッシュショコラ、トライフル、クレームブリュレ、季節のフルーツのコンポート)」

こちらは生菓子の段。クレームブリュレは見た目のとおり間違いないお味。トライフルもスポンジとクリームばかりなのかと思いきや、半分はフルーツなどが入っていてあっという間に完食です!

ガナッシュショコラにも、濃厚なチョコの中にドライフルーツなどがたくさん入っていて、最後まで飽きずにいただきました。 アフタヌーンティーには欠かせないスコーンは、季節のコンフィチュールと自家製バター付きで、ちょっと大きめの嬉しい大きさ。

出典:リビング名古屋Web

これだけで十分なのに、腹ペコさんにも嬉しいミニカレーまたはミニハンバーガー、そしてフレンチフライポテトまで付いてすごいボリューム!筆者はミニカレーをチョイスしましたが、これがまた本格的な牛スジのビーフカレーなんです。

豪華で盛りだくさんの内容に、ドリンクは、コーヒー、紅茶、ハーブティーを、飲み終わったらお代わりをいただける交換制。紅茶はイギリスTeapigsのものでポットでサービス。かなりたっぷりと、ゆっくりいただくことができました。(※90分制)

大興奮間違いなしのアフタヌーンティー、とってもおすすめです。

出典:リビング名古屋Web
アフタヌーンティー以外のデセールメニュー
出典:リビング名古屋Web

実は、別の日にも伺いました。食事の後にデザートをいただかないわけにはいかない筆者は、まずはメニュー一番上のこちらの一押しと思われる、南仏を代表するデザート「プロヴァンスのヌガーグラッセ」(880円)をいただきました。

木の実やドライフルーツがふんだんに入った冷たいアイスパフェ。パフェといってもお皿に盛った状態で、お祭りのようにカラフルで楽しい一品です。

見た目のとおり、いろいろなナッツやドライフルーツが口の中に広がり、全部の相性が良くまとまっていて、食感もよく、最後まで楽しくいただけました。

出典:リビング名古屋Web

さらに、今の時期おすすめなのは、「桃とホワイトチョコレートのタルト ミルクアイス添え」(1,100円)。

フレッシュな桃とホワイトチョコレートのムースのタルト、ミルクアイスのマリアージュという一皿。これはもう、桃好きにはたまらないです。ジューシーな桃に程よい甘さのホワイトチョコレートムース、そして優しいミルクアイスが邪魔せず引き立てるという感じで、超おすすめです。

シェフこだわりのランチ&ディナーメニュー

その他のランチ&ディナーメニューもシェフのこだわりが詰まっています。特徴的なメニューは、プリフィックスコース料理です。

数種類ある前菜・魚・肉・パスタ料理のメニューの中から好きな料理を自由に組み合わせることがでます。とにかくどれもおいしそうで迷ってしまいそうです。

ランチコースは、2皿1,980円~、3皿3,080円~、4皿4,180円~、5皿5,280円~。(※土日祝のランチと、ディナーコースは3皿以上より)

出典:リビング名古屋Web

この日は、同伴者は3皿のプリフィックスコースで、迷いながらも・ジャガイモのポタージュパルマンティエ、バジル風味の小イカのソテー・タコとオリーヴのパスタ・ジェノヴェーゼ(+550円)、鶏モモ肉のディアブルをチョイス。どれも絶品だったとのことです。

パンとドリンクは別料金ですが、何より自分の食べたい量に調整できるのがいいですよね。これ以外にランチは、「復刻版!アンツの牛スジカレーセット」、「本日のパスタセット」(いずれも盛りだくさんサラダ、本日のスープ付き、1,650円)があります。

時代に応える新スタイルのビストロ

一流シェフの味をカジュアルに楽しめ、どのメニューも本当に丁寧に作られていてとても素晴らしかったです。そして、おいしいだけではなく、こちらでの食事を通して、ほんの少しでもSDGsに貢献できているとすれば、本当に有意義だと思いました。

理念と伝統をしっかり貫きつつ、新時代に応える取り組みを積極的にされているビストロイナシュヴェ。今後ますます目が離せないです。ぜひ行ってみてください!

出典:リビング名古屋Web

店名:ビストロ・イナシュヴェ 住所:名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア 4F 電話番号:052-414-6450 営業時間: ・11:00〜14:00(L.O.14:00) ランチセット・プリフィックスコース料理 ・14:00〜17:00(L.O.17:00) カフェメニュー・軽食・アフタヌーンティー ・17:00〜22:00(L.O.21:30) プリフィックスコース料理・アラカルト料理・バーフード ※今後の新型コロナウィルス感染症の流行拡大とそれに伴う社会情勢を受け、営業時間は変更になる場合あり。 定休日:元旦(※施設に準ずる) instagram https://www.instagram.com/bistroinacheve2021/

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