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山形の減農薬・減肥料もち米と、未来食で話題のコオロギを使ったあられが登場

  • 2021.7.10
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東あられ本鋪は、コオロギ粉末を使ったコオロギあられ「BEYONDビョーーーーンド」486円(税込)を7月7日(水)より発売開始した。

ほんのり海老風味でさっくりとした食感

「BEYONDビョーーーーンド」は、じっくりと蒸かした甘みと粘り気の強いおこわの中に、コウロギ粉を搗き込んだ、海老風味のあられ。山形県東村山郡中山町産の減農薬・減肥料もち米ヒメノモチと、JR UNIQUE FOODS社のヨーロッパイエコオロギ粉末を使用している。

ふっくらと焼き上げることで、さっくりとした歯触りの食感に。化学調味料無添加で、味付けは藻塩のみだ。

商品名は、従来のあられや菓子の在り方を超えて美味しさのその先へ行く「BEYOND」と、コオロギがジャンプするビョーンという音を合わせて命名された。

環境に配慮した食材「コオロギ」を米菓に

東あられ本鋪では、1910年の創業以来、“美味しいお菓子を通じて喜びと幸せを”という理念のもと、使用材料にもこだわって米菓づくりを行ってきた。2019年より、従来に比べ農薬・化学肥料を50%削減した「特別栽培もち米」を山形県の契約農家に依頼しているという。

そんなこだわりの詰まったお米を使って、何か作れないかと考えた同社。昨今SDGsが注目されるなか、環境に配慮した将来の食料源としての昆虫食「コオロギ」に着目し、菓子の絶対的条件である「美味しさ」のその先に考えるものとして、持続可能な条件を満たした食材を使った菓子の開発に取り組んだ。

栄養価が高く地球にやさしいコオロギ

生産効率がよく、環境負荷も低く、健康問題、貧困問題などにも対応できる昆虫食「コオロギ」。

コオロギはタンパク質が多く低糖質であるほか、鉄分、カルシウム、亜鉛、ビタミンB12、必須アミノ酸BCAA、オメガ3、キチンなど健康成分が豊富に含まれていて、健康維持促進にも適しているという。

また、タンパク質1kg生産あたりの温室効果ガスの発生量は、牛2,850Gに対しコオロギはたったの1G。

可食部1kgの生産に必要な農地は、牛200㎡に対し15㎡。さらに、1.5カ月ほどで成虫になり、メスはタマゴを1回に100個程度複数回生むので、1.5ヶ月で数百倍に養殖可能だという。

この機会に、コオロギあられ「BEYONDビョーーーーンド」を味わってみては。

※昆虫の外殻にはキチン質がふくまれておりますので、えび、かになどの甲殻類アレルギーの方は食べるのをお控えください。

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