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ふみと点子の物語 SEVEN YEARS AFTER

  • 2021.7.8
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出会いは7年前。『GINZA』(200号)の撮影で初めて共演した二階堂ふみと点子。ティーンエイジャーだった彼女たちもすっかり大人の女性に。時をさかのぼったようなノスタルジックな物語をアーティストの花代さんが、今回も写してくれました。

花代さんが沖縄で購入したという琉球絣の着物をまとったふみさん。「2人の共通点は古いものと音楽が好きなところ。ロンドンからパリに移住した点子ちゃんと東京にいる私。私たちが日常で見て、感じたことについてシェアしたり、会うたびにお互いの成長を確かめ合えるような関係性になれたと思います」(FUMI)。点子さんは、着物の色ともリンクするヴィンテージワンピースを身にまとって。「それぞれ別の世界にいるからこそ、惹きつけられる。ふみちゃんがロンドンやパリに来た時は、私の大好きなお店や友達を紹介したよ!」(TENKO)

「映画のワンシーンみたい!」と話す点子さんはマレーネ・ディートリッヒのような出で立ちで。この撮影に感化され、プライベートでも眉毛をブリーチしたそう。「誕生花がリンドウということもあって、紫に惹かれてしまうんです。花代さんのお祖母様が着ていたというこの着物とても素敵でした」(FUMI)。ふみさんの髪を飾るかんざしは、ヘアスタイリストのEitaさんがパリの蚤の市で購入したもの。

ヴィンテージのネグリジェに身を包み、楽しくおしゃべり。「あんまり話さなくてもわかり合えるというか、どこか感覚が似ている気がします。点子ちゃんの方が大人だけどね(笑)」(FUMI)。「あと、2人とも梅干しが大好き!ふみちゃんのお家で、梅干しテイスティング会もしたよ。ふみちゃんからもらった〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉のコートも愛用してる!」(TENKO)。姉妹みたいなカンバセーションはこれからも続きます。

GINZA2021年7月号掲載

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