蒸し暑い季節もすっきり、ローズマリーの活用法。

ジメジメと蒸し暑く、不快指数が上昇する梅雨から夏。しかし湿度が高い時季には、香りが持続しやすいという面もあります。そんな季節に楽しみたいアロマ、前回はペパーミントをご紹介しましたが、もうひとつのおすすめが、ローズマリー。

ローズマリーはリフレッシュ効果にすぐれ、免疫力を高める効果もあり、ハーブとしてもさまざまな使い方できるポピュラーな植物です。こちらもペパーミント同様、爽やかでフレッシュな香り。オンオフの切り替えにもおすすめですし、集中力を高めるのにもピッタリ。

photo：iStock

ローズマリーは離れたところからでもわかるくらい芳香が強い植物ですが、肉の臭みをとり、柔らかくするため、一緒に焼いたり、煮込んだり、蒸したりと料理にもよく使われます。肉だけでなく根菜類とも相性がよく、使い勝手抜群。また古くから「若返りのハーブ」として民間薬にも用いられ、紀元前1世紀の「植物学誌」には、「傷の治療のほか、色々と効用がある」と記されているとか。

ローズマリー精油の活用法は？

産地などによって違う化学種のことを「ケモタイプ」と呼びますが、ローズマリーには、カンファー、ヴェルヴェノン、シネオールの3つのケモタイプがあります。主成分がそれぞれ違い、最も身近なのはローズマリー・シネオール。

使い方としては、植物オイルに混ぜてマッサージすると血行促進に効果的。去痰作用もあり、風邪の引き始めや花粉症に、ユーカリなどとブレンドして、空間用のアロマスプレーにして使うのもおすすめです。スーッと鼻通りのする爽やかさで、マスクスプレーにも適しています。

免疫力を高めたい時にも活躍してくれるローズマリーは、オンオフの切り替えにも大活躍。眠気がやってきた時にこの香りを嗅ぐと、心身ともにリフレッシュ！煮詰まった時や、集中力が落ちてきた、という時に使っても効果的なのでぜひお試しを。

photo：iStock

じめじめもスッキリ、ローズマリー入りのコスメ3選。

チャントアチャーム 薬用ミストローション（医薬部外品） 100ml ￥2,200（7/15限定発売）/ネイチャーズウェイ

肌を保湿するシロキクラゲ多糖体や有機成分グリチルリチン酸２kなど厳選した植物エキス3種類を配合。マスク生活による肌荒れ、ニキビを防ぐ。ラベンダー、サイプレス、パルマローザ、ゼラニウム、ローズマリーのハーバルフローラルの香り。

オーデコロン ３ シンフォニー オブ ツリー 60ml ￥11,000（8/5発売）/バウム

「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン＆マインドブランド「BAUM」から樹木由来の香りをモダンに調合したオーデコロンが発売に。ゼラニウム、ローズマリー、ユーカリの爽やかなトップノートから、ローズ、シダーウッド、パチュリといった甘やかで落ち着いたウッディな香りへ。

リフレッシュ ヘア＆ボディシャンプー 200ml ￥3,080/アスレティア

ローズマリー、グレープフルーツ、ユーカリプタスなど、全身を包み込むシトラスグリーンが気持ちいい！頭皮も体もこれ1本で洗うことができるホリスティック発想のシャンプー。アスレティア独自の成分、自然由来のリッチな成分が皮脂汚れをスッキリ落とす。

●問い合わせ先：アスレティア0120-220-415（フリーダイヤル）www.athletia-beauty.comネイチャーズウェイ（チャントアチャーム）0120-070153（フリーダイヤル）www.chantacharm.jpBAUMお客さま窓口0120-332-133（フリーダイヤル）www.baumjapan.com