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妊活のキホン知識【中編】~不妊治療の基礎知識について~

  • 2015.7.3
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【前編】(http://googirl.jp/kosodate/1506ninkatsu255/)では妊活前に心得ておきたいことについてご紹介しました。【中編】では気になるけど意外と知らない「不妊治療」の基礎知識についてご紹介していきたいと思います。「いつか妊娠したい」と思っている人は、予備知識として知っておいて損はないかも。今や「妊活」は他人事ではありません。1人目はすんなり自然妊娠したけれど、予想外の2人目不妊で悩んでいる……というママさんも少なくないのです。晩婚化や出産年齢の高齢化など社会的傾向も。まだ自分は学生/社会人になりたてで結婚すら先の話……と思っているピチピチの(?)若者にも、妊活の基礎知識はぜひ知っておいていただきたいと思います。それでは不妊治療の段階ごとの種類について簡単にご紹介しましょう。

タイミング療法

基礎体温をつけて体のリズムを把握したうえで、排卵数日前に病院へ。尿検査や血液検査で排卵日を限りなく正確に予測してもらいます。必要があれば排卵誘発の注射を打ったり、女性ホルモンに働きかける薬を処方してもらい服用します。排卵日とその前後に子作りの機会を持ちます。注射や薬の服用があるものの、不妊治療というよりかは自然妊娠するための確実な方法といえます。

人工授精(AIH)

排卵日予測や注射・薬の服用までは同上です。排卵日に夫の精子を持参し(もしくは病院で採取)、受精しやすいように病院で少し手を加えます。それを人工的に子宮内におくり、約1~2週間後に内診で受精・妊娠の有無を確認する方法です。こちらは少し人の手が加わるものの、限りなく自然妊娠に近い治療法といえます。

1回1~3万円と、意外と低価格なので不妊治療としてはかなり取り組みやすい方法です。体調やスケジュールに合わせて6~10回を目安に行われ、それでも妊娠が叶わなかった場合は次のステップに進みます。

体外受精(IVF)

タイミング療法や人工授精で妊娠が叶わなかった場合や、精子・卵子・卵管など何かしらの原因が見られる場合は体外受精をすすめられます。体外受精は子宮から卵子をとり出し、精子と人工的に体外で培養液の中で受精させます。その後、子宮内に受精卵を戻し着床~妊娠を待つという方法です。先述の方法に比べると妊娠する確率はぐっと上がると言われていますが、年齢や体質により個人差があるので一概に「成功率何%以上」と断定はできません。

費用も1回50~80万円とかなり高額になることと、自己注射など妻側の心身の負担が大きい治療法のため、病院側で説明会や意向の確認が何度か行われるケースがほとんどです。

顕微受精

体外受精でも妊娠に至らなかった場合や、夫に精子減少症などがみられる場合は顕微受精をすすめられます。顕微授精は体外受精にさらにひと手間加える方法で、精子を人工的に卵子の中に注入します。精子1個を卵子に注入するため体外受精に比べて妊娠する確率が上がると同時に費用も上がります。

いかがでしたか?知っているようで意外と知らない人が多い不妊治療の流れ。特に「人工授精」と「体外受精」の違いは言葉だけではよく分からないと思いますが、このように実際はまえったく異なる内容なのです。ステップアップして妊娠した人もいれば、治療をすっぱりとやめて自然妊した人も。

子どもは授かりもの。「こうすれば必ず妊娠する」という方法はありません。ただ、妊娠・出産には年齢の限界もあるのが事実。もし不妊治療も視野に入れている場合は、仕事との兼ね合いや年齢との相談に加えて経済的な計画も必要になってきます。「妊活」のためにはまず夫婦でしっかりとお互いの考え方、人生設計をシェアし、是非一緒に思いやりの気持ちを持って、後悔のないように取り組んでいきたいですね。次回は妊活のための食生活についてご紹介したいと思います。

▽後編につづく