1. トップ
  2. おでかけ
  3. 国立競技場の模型が見れる!隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則のレポ

国立競技場の模型が見れる!隈研吾展新しい公共性をつくるためのネコの5原則のレポ

  • 2021.6.30
  • 1145 views

美術館へ足を運んだり、建築を見るのが好きな編集Iです。現在、東京国立近代美術館で行われている「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」をレポします。

隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則

出典: 美人百花.com

こちらの展覧会は建築家の隈研吾さんの建築作品の中から公共性の高い建築68件の模型や写真などがご本人の解説と共に展示されています。人があつまる場所を作るためにどのような知恵を活用しているのかがわかる展覧会です。さらに、ネコの視点から都市を見直すリサーチプロジェクト〈東京計画2020 ネコちゃんの建築の5656原則〉も発表されています。

浮庵

出典: 美人百花.com

こちらはヘリウムガスのバルーンと、世界軽量の布と言われる天使の羽のような質感のスーパーオーガンザという素材を合わせて作られた茶室です。現代の技術の昔の文化を融合した茶室を見てとても幻想的な場所に感じられました。

2007年 アメリカ合衆国ワシントンD.C茶室

ブサンゾン芸術文化センター

出典: 美人百花.com

フランスの古都ブザンソンの川沿いに建つ、木でできた施設です。繊細なデザインがとても綺麗だと眺めていました。建物の真ん中には街と川を繋ぐ孔をうがち、都市と自然を繋いでいるそうです。隈研吾さんは孔がなにとなにをつなぐのかということに注意を払っているそうです。建築物ができるまでのヒストリーを聞くと何気なく建っているビルや家々の見方も変わってきそうですよね。現在、このようなご時世で海外へ足を運ぶことができないのでこのように模型で楽しむことができてとても楽しい時間でした。いつか実際に足を運んでみようとも思える展示でした。

2013年 フランス ブザンソンアートセンター 音楽学校

他にも国立競技場の模型の展示がありとても楽しい時間を過ごせました。建築が好きな人はもちろん何かが完成していくプロセスを知りたい、美しいものに触れたい。という人は行ってみてほしいです。

「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」

会期:2021年6月18日(金)〜9月26日(日)/会場:東京国立近代美術館1F 企画展ギャラリー

元記事で読む
の記事をもっとみる