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上田桃子直伝!ボールを捕まえるための3つの約束【とっておきアドバイス編】

  • 2021.6.30
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「ボールをしっかり捕まえたい」。女性ゴルファーなら誰もが1度はぶつかる課題です。上田桃子プロに、その極意を教えていただきましょう。

「タテに振らなくちゃ、つかまったボールは打てない」と上田プロ。これまでもタテに振る意識を強く持っていたと言いますが、疲れが出たり調子が悪くなるとヨコ振りになってしまっていたのだとか。

タテに振って、ボールをしっかり捕まえるために、3つのポイントをチェックしていきましょう。

上田桃子プロ

◆両手の小指をしっかり握る

前回紹介したように、右手のひらでボールを打ってみると、フォローでの右手首を親指側に折るコックが体感できると思います。しかし、ヘッドが最も加速したインパクトの直後に、フォローで手首をコックさせるなんて難しいと思われる方も多いでしょう。確かにどのタイミングで動かし始めるのかなど、コックを意識して行うのは簡単ではありません。

両手の小指をしっかりと握ってください。左手小指が支点となってヘッドが加速し、フォローで右手首が自然に親指側に折れます。逆に小指が緩んでいると、右手首が手のひら側に折れやすくなるので要注意です。
右サイドでしっかりボールを押し込んで体の回転で振り抜いていけば、右手首のコックと右足で地面を押すタイミングもシンクロしてくるはずです。

上田桃子直伝!ボールを捕まえるための3つの約束【とっておきアドバイス編】画像①

小指をしっかり握っていれば、左手小指を支点にクラブが動き、自然に右手首がフォローでタテにコックする

上田桃子直伝!ボールを捕まえるための3つの約束【とっておきアドバイス編】画像②

両手の小指をしっかり握る。自然にワキが締まり、手元が体の近くを通過してクラブがタテに振られる

上田桃子直伝!ボールを捕まえるための3つの約束【とっておきアドバイス編】画像③

小指が緩んでいると、右手首が手のひら側に折れてヨコ振りになる。引っかけやダフリの原因になる

上田桃子直伝!ボールを捕まえるための3つの約束【とっておきアドバイス編】画像④

上田プロも調子が悪いときは、小指の握りが緩んでいたという。フォローでシャフトが寝て、ヨコ振りになる。ボールはつかまらない

◆教えてくれたのは…

上田桃子 うえだ・ももこ/1986年6月15日生まれ、身長161cm、54kg、A型。熊本県熊本市出身。2005年プロ転向 今年、パナソニックオープンレディース優勝。ツアー通算 15勝、1勝(海外)

ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2021年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 佐々木啓 鈴木祥 近澤幸司 福田文平 村上航 米山聡明 Getty Images

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