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食べられる花束!? 野菜で作る“ベジブーケ”がオシャレ!

  • 2015.7.2
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野菜やフルーツ、ハーブで作る“ベジブーケ”が、今、じわじわとクチコミで広がっています。色鮮やかで見た目にオシャレなだけでなく、食べられるのも魅力。今回は、ベジブーケの解説書『野菜で作るはじめての「ベジブーケ」レシピ』(宝島社)の中から、基本の作り方を紹介します。

●さまざまなシーンで使えるベジブーケ。まずは野菜選びから!

野菜の美しい色・形を生かすベジブーケは、鑑賞後はおいしく食べられるのもうれしいところ。ベジブーケの第一人者で書籍の著者、小山美千代さんのもとには、「花嫁さんのブーケや装花など、ウエディングをすべてベジブーケで!」という注文も増えているそうです。そんなスペシャルな場面以外にも、お土産やプレゼントにしたり、イベントに合わせたベジブーケを飾ったりするのも素敵です。

使用する野菜は、ブーケとして扱いやすい小型の野菜で、傷みにくいものを選びましょう。アスパラガス、パプリカ、カリフラワー、ナス、ブロッコリー、ニンジン、ミニトマトなどがおすすめです。反対に、重い・大きい・傷みやすい(水分が多い)ものは不向き。たとえば、きのこ類、キャベツ、キュウリ、スイカ、タケノコ、桃、もやしなどはおすすめできません。

組み合わせは、あなたのセンス次第。たとえば緑の葉物野菜をベースに彩り鮮やかなミニトマトやパプリカなどをポイントに使うと、簡単にキレイになります。ほかにも、旬のものを組み合わせる、あえて同系色でまとめるなど、自由な発想でチャレンジしてみてください。

●初心者向けレシピで、基本の「茎作り」をマスター

まずは初心者向けに、3種類の野菜でできる比較的、簡単なブーケを紹介します。

■カブとアスパラガスの高低差ブーケ(書籍p.18~19)

<材料>

野菜:アヤメ雪カブ(葉つき)3個、アスパラガス5本、サニーレタス1袋

道具:竹串、地巻ワイヤー#24(ワイヤーに色紙を巻いた資材)、PVCテープ(ビニールテープで代用可)、キッチンペーパー

<下ごしらえ>

野菜は花と違い、茎のない状態で市販されていることがほとんど。ブーケにするには、最初に茎を作る必要があります。

●サニーレタスは竹串を真ん中に入れ、折ったキッチンペーパーで包み、地巻ワイヤーを巻きつけてとめる。最後にキッチンペーパーに水を含ませ、補水。

●アヤメ雪カブは、葉の付け根の真ん中に少しだけ竹串をさし、根元1~2cmあたりで、葉で竹串を覆うようにテープで固定する。

※アスパラガスはそのままでOK。

<作り方>

1:サニーレタスの葉をかき分け、中心と両端の3か所にカブを入れる。

2:背面からサニーレタスの葉を支えるようにアスパラガスを配置。アスパラガスのほうが背が高くなるように。

3:PVCテープの粘着面を上にし、真ん中に2をのせる。

4:全部一緒にPVCテープでとめて、バランスを整える。きれいに整ったら再度もう1か所PVCテープで巻く。

シンプルだけど、ふんわり可愛いブーケの完成です!

●持ち寄りパーティーに最適! 好みの野菜で作るバーニャカウダ用ブーケ

続いてもう少し野菜の種類を増やし、料理の材料で作るベジブーケを作ってみましょう。見て楽しんだ後は、ぜひ美味しく調理して!

■お料理ベジブーケ・バーニャカウダ(書籍p.75)

<材料>

野菜:カリフラワー(緑)1個、ラディッシュ9個、パプリカ(黄・赤・オレンジ)各1個、アスパラガス8本、茎ブロッコリー(スティックセニョール)8本

道具:竹串、裸ワイヤー#16、PVCテープ、フローラルテープ

<下ごしらえ>

●パプリカは茎をはさんで平行に2本の竹串をさし、竹串2本と茎をまとめてフローラルテープで巻く。

●カリフラワーは葉の根元に裸ワイヤーをひっかけ、Uピンのように曲げおろす。さらにもう1か所、茎をはさんで平行になるようにもう1本裸ワイヤーをひっかけ、同様に曲げおろす。4本の裸ワイヤーを握って固めたら、PVCテープで茎と裸ワイヤーを一緒に巻く。

●ラディッシュは上のアヤメ雪カブと同様に1個茎を作り、それを中心に2個のラディッシュをはさんでPVCテープでとめる。これを3束作る。

※茎ブロッコリーとアスパラガスはそのままでOK。

<作り方>

1:カリフラワーを片手に持ち、3個のパプリカが三角形になるように周りを囲む。

2:パプリカとパプリカの間3か所に、ラディッシュを1束ずつさしこむ。

3:さらに、アスパラガスをラディッシュとラディッシュの間にさしこんで、全体をPVCテープでとめる。

4:3の周りを茎ブロッコリーでぐるりと囲み、PVCテープで茎の中心と根元の2か所をとめる。

彩り鮮やかで華やかなブーケは、その場でカットしたり、さっと茹でるだけの簡単調理で済むので、パーティーにもおすすめ! 詳しい作り方やその他のレシピ、道具の解説などが気になる人は、書籍を読んでみてくださいね。また、ベジブーケオフィシャルサイトには、制作のヒントになりそうな写真もいっぱい。作るのが面倒な人は購入も可能です。

■プロフィール/小山 美千代(こやま みちよ)

幼少よりフラワーアレンジメントを学ぶ。栄養士免許取得後、青山のブライダルホールで専任ブーケデザイナーを務め、芸能人や一般人のウエディングブーケも多数制作。結婚・出産を機に実家で就農し、2006年から自家栽培の野菜でベジブーケの制作を始める。2011年、ベジブーケを商標登録。2013年、美千代デザイン株式会社を設立。2014年、ベジウエディングを商標登録。2015年には、『農山漁村女性・シニア活動表彰』にて、女性起業・経営参画部門優秀賞(農林水産省経営局長賞)を受賞した。

<取材・文/島田彩子 取材協力/宝島社>