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往年の女優たちが魅せる、永遠のノームコア。(Eri Imamura)

  • 2015.7.2
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永久不滅の夏の定番、シンプルな白のTシャツ。シンプルだからこそ、そのシルエットや着こなし、ディテールで差がつくもの。代表的なブランドの白Tを細部に渡ってご紹介した記事が公開中ですが、その中で一緒にご紹介している往年の女優達の着こなしも素敵です。ミニマムがゆえにその人の雰囲気も大いに反映される白Tスタイル。ここでは、さらに素敵な白Tの着こなしをピックアップしてみました。

「夏の定番アイテム、白のTシャツを徹底研究!」はこちらから。

ジェーン・バーキン 白Tクイーンの着こなしその①

白Tと言えばこの人!  と言っても過言じゃないほど、素敵な着こなしがいっぱいなのがジェーン・バーキン。ティーンネイジャーのような危うげな雰囲気を持って、少年のようにマニッシュだけどドキッとさせる何かを纏った着こなしは彼女ならでは。フィット感のあるコンパクトめな白Tに、今季のトレンドにも通じるような70sなパッチワークデニムを合わせたスタイルは、シンプルだけどとてもスタイリッシュ。今見ても古さを感じさせることはありません。

ジェーン・バーキン 白Tクイーンの着こなしその②

写真がモノクロのため何色かは分かりませんが、白ではないけれどもプレーンなTシャツを着ているこの着こなしも素敵です。細めボディのTシャツにやや長めの袖をラフにまくった感じは、スタイリングTIPSとしてもとても参考になります。ポイントはレイヤードした二連のネックレス。シンプルなスタイルこそ、アクセサリーは重要なアクセントに。今季でも参考にしたい着こなしの1つです。

ジェーン・バーキン 白Tクイーンの着こなしその③

ショートカットのジェーン・バーキンが、トムボーイ的なアティテュードで魅せるこのスタイルもクール。短めの丈の白Tとローライズなデニムを合わせた着こなしで、足もとはロールアップしてスニーカー。メンズライクな着こなしの中でもどこかセンシュアルな雰囲気を漂わせるのは、チラリと見せるお腹や足もとの肌の見せ方にあります。一見マニッシュなスタイルですが、彼女の強い眼差しもあって、ドキッとさせられるスタイルです。

デボラ・ハリー 70sロックな白Tスタイル。

70年代に一世を風靡したロックバンド「BLONDIE」のヴォーカル、デボラ・ハリー。彼女のように長め丈のTシャツをワンピ風に着こなすのも(ワンピースかもしれないけど)、スタイリングのバリエーションの1つ。このTシャツのポイントは、Vネックとサイドに入ったスリット。これが普通のクルーネックで、スリットもないただの長め丈だったTシャツを想像すると、全然印象が変わります。これこそが白Tチョイスの真髄。神は細部に宿るのです。

アリ・マッグロー レトロな魅力が満載の60sスタイル。

『VOGUE』で働いていたこともあるという女優、アリ・マッグロー。60年代に撮影された彼女の白Tの着こなしは、マイクロミニなショートデニムにINして白のベルトでウエストマークしていて、レトロなムードが漂います。Tシャツと言うと私の中ではストリートなイメージが強いのですが、こんなシックな着こなしもあるんだなと再発見。どの着こなしもデニムと合わせたものが多いのですが、定番の白T&デニムというスタイルでも、それぞれの時代によって印象が異なるから不思議です。シンプルだからこそ、奥深い。それこそが永遠のノームコアアイテム、白Tの魅力だと思うのです。

参照元:VOGUE JAPAN

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