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【京都ランチ】これぞ絶メシの冷やし中華!激渋うどんそば大衆食堂「まつ山」

  • 2021.6.26
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おおきに~豆はなどす☆今回は東山区、京都国立博物館や豊国神社にもほど近い場所にある昔懐かしい雰囲気の大衆食堂。夏らしい冷やし中華をいただきました。

『絶メシ』ともいえる昔懐かしい激渋食堂の冷やし中華

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東山区、七条通り界隈。京都国立博物館にもスグ近い場所。豊国神社前。

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この日たまたまこの界隈をウォーキング中で、その途中の本町通。ちょうど正面通との角にこちらのお店を発見。
見るからに、老舗感ただよい、昭和の頃にはこんなお店が町の至る所にあったな、と思わせるような風情。

すでに昼過ぎにさしかかり、どこかで昼食を食べようと思案していて、こちらへ立ち寄ることに。特にメニュー表や食品サンプルがあるわけでもなく、若干不安を覚えつつ、ガラス越しから店の様子やお品書きを発見し、大丈夫そうだな、と(笑)

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店内は、昔のうどんそば丼一式取り扱うお店に共通する、京都あるあるな食堂的風情。書棚やテレビもあります。

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さらに神棚も。熊鷹大神の提灯がいくつも下がっています。

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そして、手書きのメニューが壁に。
うどん、そば、丼メニューが一通りあり、さらに今の季節には冷やし系も各種。

さらに特筆は、鏡があり、その下に取引のある業者さんでしょうね。『テンシン醤油』『宮本鰹』など書かれ、その中の『福島商店』は、今では全国的にもよく知られる鰹節大手、福島鰹さんのものと認識。とにかく、時が止まったような内装でもあり。

で、今回は暑い中外を歩き回り、冷たいものが食べたかったので、冷やし中華780円を注文。もともとご主人と女将さんの老夫婦2人で切り盛りされているお店、との情報を見かけたりしていましたが、この時は女将さん一人でサーヴィスも調理もされていました。ご主人どうされたのかな、と初訪問のお店ながら心配になったりして。

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しばらくして登場したのが、こちら。
見るからにノスタルジックな風情。お盆もそうですが、このガラス製の冷やし中華専用の器もまた昭和的でもあり。
具材には錦糸玉子、ハム、メンマ、千切りキュウリ、紅ショウガ、プチトマトが乗り、練り辛子も添えられています。

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まずは麺。いい具合の玉子麺。よく冷え、コシもしっかりの。懐かしい昔ながらの味わい。そして、タレの味付けは甘さ控えめのちょっと出汁感もあるマイルドな酸味でさっぱり。ウォーキングで疲労して、酸っぱさを求めていたのでちょうどよかったというか(笑)

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ちょっと泣きそうになる素朴な錦糸玉子。家庭で食べるやつのような、厚さ太さもそこそこあるような錦糸玉子。これも味わい深いとも言えます。

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中華そばを注文してたら確実に乗っていた具材、メンマが冷やし中華でも登場。これも、大衆食堂中華そばあるあるな味わいのメンマ。

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途中、紅ショウガ、プチトマトで味をキリリと締めながら、最後タレもごくごく飲んで完食完汁ゴチ!
とても懐かしい、昔からなじみのある冷やし中華でありながら、逆に令和の今となっては絶滅危惧種的味わいの冷やし中華でもあり。あたりまえに食せるのももはや時間の問題なのかな、とも思われたり。哀愁漂う店内に、そんなことも感じるランチでした。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:まつ山
場所:京都市東山区本町4-142
電話:075-561-0654
営業時間:11:00~19:00
定休日:日祝日

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