ツンと立つ辛味がクセになる"にらのぬた"

かにかまを使ってお手軽につくれる箸休め的おかずです。にらの香りとツンとくるからしが病みつきになる味わいです。料理好きでも、毎日つくっていれば、レパートリーが尽きてしまうこともあります。特に味付けは同じようにならないようにしたいけど、あまり複雑なのは面倒……。そんなお悩みを料理研究家の重信初江先生が解決！シンプルかつおいしい定番おかずをご紹介します。

■“にらのぬた”のつくり方

パパッとあと一品に大活躍。さっと湯がいたねぎやわかめでも。

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◇材料 (2人分)

にら：1束（100g）
かに風味かまぼこ：4本（約40g）
A ：
・ 味噌：大さじ1
・ みりん：大さじ1
練りがらし：小さじ1／2

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（1）下ごしらえ
耐熱容器にAを入れて混ぜ合わせ、600Wの電子レンジでラップなしのまま30秒加熱する。冷めたら練りがらしを混ぜる。

（2）にらを加熱する
にらは長さ3～4cmに切り、耐熱容器に入れてラップしてレンジで2分ほど加熱する。

（3）仕上げ
2の粗熱が取れたらほぐしたかに風味かまぼこを入れて混ぜ、器に盛り1をかける。

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――教える人

「重信初江 料理研究家」

調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』（ともに朝日新聞出版）、『おうちで深夜食堂』（共著／小学館）など多数。

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文：椙下晴子 写真：鈴木泰介

※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。