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東京藝術大学大学美術館、“図案・デザイン”に着目したコレクション展 - 大戦前の卒業制作など紹介

  • 2021.6.23
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東京藝術大学大学美術館、“図案・デザイン”に着目したコレクション展 - 大戦前の卒業制作など紹介

東京藝術大学大学美術館では、展覧会「藝大コレクション展2021 II期 東京美術学校の図案─大戦前の卒業制作を中心に」を、2021年8月31日(火)から9月26日(日)まで開催する。

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東京藝術大学のコレクションから“図案・デザイン”を紹介

東京藝術大学のコレクションの核となるのは、教材として収集された古美術作品と、教育成果の記録である学生制作品であり、いずれも日本近現代美術史における重要な作品・資料である。

展覧会「藝大コレクション展2021 II期 東京美術学校の図案─大戦前の卒業制作を中心に」では、東京藝術大学の前身である東京美術学校の図案科(現デザイン科・建築科)の卒業制作を中心に、重要文化財の尾形光琳《槇楓図屏風》、能装束の図案などを、「図案」「デザイン」という視点から紹介する。

図案科・工芸科の作品を公開

東京美術学校は1889年の開校以来、教育の一環として図案教育、つまりデザイン教育を行ってきた。1896年には図案科が正式に設置され、優れたデザイナーを輩出してきた。なかでも、大正期から昭和初期にかけて制作された図案科の卒業制作には、従来の「図案」の概念とは異なる絵画的な作品が多数現れることになる。会場では、長安右衛門の卒業制作《装飾文様(懊悩)》など、図案科・工芸科の作品を一挙公開する。

日本美術作品を“図案・デザイン”に着目して紹介

また、本展では、東京藝術大学所蔵の日本美術作品を、図案・デザイン要素に着目して紹介。草木などを図案化した装飾的な意匠が見られる、尾形光琳《槇楓図屏風》や池田孤邨《四季草花図》といった琳派作品のほか、能装束の文様を描き留めた狩野芳崖の《加州家蔵能装束模様》などを目にすることができる。

近年の卒業制作や現代の工芸も

さらに、近年の卒業制作や現代の工芸も特集展示。心理学の理論に基づく人格データから花像をデザインし、伝統的な友禅染で染め上げた工芸科の卒業制作、曾斯琴《人間花像》など、2000年以降の卒業制作を紹介するとともに、平松保城らによる現代の工芸作品にみられるデザインにも光をあてる。

展覧会概要

展覧会「藝大コレクション展2021 II期 東京美術学校の図案─大戦前の卒業制作を中心に」
会期:2021年8月31日(火)〜9月26日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1
住所:東京都台東区上野公園12-8
開館時間:10:00〜17:00(最終入館時間は16:30)
休館日:月曜日(9月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)
観覧料:一般 440円(330円)、大学生 110(60円)、高校生以下・18歳未満 無料
※( )は20名以上の団体料金
※団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
※障がい者手帳の所持者(介護者1名を含む)は無料
※本展は事前予約制ではないが、変更および入場制限などを実施する可能性あり

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)

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