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時代のニーズを先取り? 子どもの能力を伸ばす“個性的な習い事”3選

  • 2015.7.1
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【ママからのご相談】

小学校3年生の息子がいます。先日、息子がブラジルの格闘技である『カポエイラ』を習いたいと言いだしました。私は、できればそんなわけのわからないものよりも、 水泳やサッカーなどみんながやっている習い事をしてほしいです。どうやって説得すればいいでしょうか。

●A. まずはお子さんのやる気を優先に。どんな習い事でもメリットがあります。

こんにちは。ライターのakiです。

カポエイラ教室は、徐々に増えてきていますね。私の知り合いのお子さんも習っていますが、姿勢がよくなった、礼儀を学べる、いい運動になる、性格が明るくなった、などとたくさんのメリットがあったそうです。

ご相談者様のお子さんが、せっかくやる気になっているとのこと。子どもの自発的なやる気は、集中力アップやIQの向上に影響を与えます。つまり、勉強や生活面でも良い方向に結びついていきます。マイナーだからという理由でやめさせる必要は特にないように思いますよ。

それに、他の人があまりやっていない習い事が意外に本人の能力を伸ばしたり、これからの時代のニーズにマッチしたりするのです。そこで今回は、個性的な習い事のメリットと効果を、実際に通わせている親御さんに聞いてみました。

●個性的な習い事のエピソード3選

●世界共通言語を扱う将来有望な習い事『(ゲーム)プログラミング』

『始めたきっかけは、もともと息子はゲームが大好きだったことと、テレビで子ども向けプログラミング教室が紹介されていたのを見たことです。マサチューセッツ工科大学が開発した“Scratch(スクラッチ)”という簡単にゲームを作れるアプリがあり、今はそれをメインに作っているようです。

教室の中は、先生が教えるというよりもゲームの作り方を手伝ってくれるお兄さんやお姉さんがいて、一緒に楽しくやっているという雰囲気です。

驚いたのは、飽きっぽい息子がいつも2時間以上も集中して取り組んでいることと、いつの間にか、キーボードのブラインドタッチができるようになっていたことです。プログラミングは、世界共通言語ですよね。たまに英語も出てくるようで、単語なんかもけっこう頭に入ってるみたいです。

アプリ開発はお金になるとも聞きますし、今は目まぐるしく変わっていく時代ですから、未来に目を向けたこういう習い事もアリではないかと思います』(小学校4年生男の子のママ)

●英語よりも需要があるこれからの言語『中国語』

『子どものお友達に中国人の子がいたんです。その子と会話したいから、というのが習い始めたきっかけです。中国語の先生がおっしゃるには、日本語の母音は“あ・い・う・え・お”の5個しかありませんが、英語は13個、中国語は36個もあり、中国語の発音や聴き取りは英語よりも難しいそうです。

聴き取る力が柔軟な子どものうちから中国語をマスターすることは、脳の発達にも大変意義があるそうです。また、中国語を始めた後に英語を習うと、とても簡単に感じるとも聞きました。

現在、子どもの発音は驚くほどキレイです。漢字もどんどん覚えていきますし、周囲からも、「すごいね」と言われます。うちは中国語をやらせて良かったと思っています』(小学校5年生女の子のママ)

●情緒が豊かになり、心身ともに健康的な子どもに育つ『ハワイアンリトミック』

『フラが乳がん予防になると聞いて私が始めたところ、娘もやりたいと言いだしました。いきなりフラは難しいので、そのベーシック版になるハワイアンリトミックのクラスに入れました。

そこでは、ハンドモーションと言って、自然の形や感情を頭で想像しながら手で表現していくのですが、これが脳の発達にとても良いそうです。また、ステップを踏みながら気持ちよく踊ることで、オキシトシンという幸せホルモンが出てきて、情緒豊かでストレスのない心身ともに健康な子に成長できるそうです。

子どもが習っている教室は、先生が英語でレッスンをしてくださるので英語の勉強にもなり、一石二鳥です。親子で、「ハワイの大会に出ようか」と一緒に盛り上がっています』(小学校2年生女の子のママ)

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実際のところ、これらの習い事をされている方はまだまだ少数派です。しかし、お子さんが生き生きと楽しんでいる様子や、その習い事そのものの効果を知ると魅力的に感じますよね。

定番の習い事もいいですが、お子さんの個性と可能性を引き出したいと思われる方は、チャレンジさせてみるのも良いのではないでしょうか。

●ライター/aki(中高英語教員)

大学卒業後、出版社に就職。グルメや旅行など様々な特集や冊子を企画出版する。その後取得している小学&中高英語教員免許を使わねばと、私学中高一貫進学校で英語の教員として働く。児童英語講師、塾講師、家庭教師なども経験。幼児教育から大学受験まで全て現場を見てきた経緯あり。現在は一卵性双子姉妹の母として育児をしつつ、カルチャースクールの講師をしたり自宅で翻訳や執筆に携わる。ハワイが大好きでハワイアンリトミック講師資格も取得。近い将来、双子と一緒に親子ハワイ留学をするのが夢。2015年7月1日に、電子書籍「双子育児の乗りこえ方〜乳児期から3歳までのお悩み相談Q&A (ごきげんビジネス出版)」を発売。

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