親が認知症に。介護は？ お金は？ 突然くる「その時」のために。

突然の介護やケガ、相続、片付け......。親が高齢になると、心配事が一気に増える。何をすればよいのか、どのくらいお金がかかるのか、これまで真剣に考えてこなかったことに向き合わざるを得なくなる。

2021年6月21日、『マンガで解決 親の介護とお金が不安です』（主婦の友社）が発売された。

本書では、ミリオンセラー『キッパリ たった5分間で自分を変える方法』の上大岡トメさんが、まさに遠距離介護中のFP・黒田尚子さんに取材をし、高齢の親の介護やお金についてマンガでわかりやすく解説している。

久々に実家に帰省した時に、自分の両親が「年をとった」と感じた人も多いはず。ドキッとした人にはぜひ手に取ってほしい。

たとえば、介護保険。言葉は知っていても、いざ親が要介護の状態になったら、何から手を着ければいいのかわからないという人が多いのでは？ 今のうちに介護制度を予習しておけば、いざという時に冷静に対応できる。

他にも、「もし親が認知症になったら」「実家のものが増えすぎてごみ屋敷になってしまったら」など、誰にも起こり得るできごとを例に、その時が来た時、まず何をすればよいかを解説している。

自分の親の介護や病気については、つい目をそらしたくなってしまうもの。しかし、突然やってきたときに共倒れしてしまうのは避けたい。まだ余裕のあるうちに、予習をしておきたい。