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川口春奈×横浜流星『着飾る恋には理由があって』9話。やっぱり葉山(向井理)が強すぎる!今夜最終話。

  • 2021.6.22
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くるみと駿のもどかしい関係

真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)、寺井陽人(丸山隆平)と羽瀬彩夏(中村アン)、香子(夏川結衣)と元夫・礼史(生瀬勝久)、それぞれが自分自身とパートナーに向き合った。うまくいかないもどかしい関係もあるけれど、お互いを想う必要な言葉がたくさんあった。

デザイナーの盗作疑惑に巻き込まれてしまったくるみを励ますために駿は奔走。やっと手にした携帯もフル活用した。ようやく叶った2人の釣りデートでは、オーナーの知人から北海道で店を出さないか誘われたことをしっかり報告した。SNSの投稿が怖くなり、店舗での仕事もうまくいかないくるみは、一緒に北海道に行こうかなと言いだす。

駿「逃げてない?今、仕事がつらいからって逃げるな。ちゃんと現実と向き合った方がいいと思う」
くるみ「何でそんなこと言うの?」

くるみは、1人で考えたいからとバスで帰ってしまう。駿は追いかけるが、またも間に合わない。向き合い始めた2人だからこそ、もどかしすぎるシーンだった。

陽人と羽瀬、香子と礼史

陽人・羽瀬カップルは、付き合っていることをルームシェアメンバーに報告。うまくいっているが、羽瀬の絵を続けるか諦めるか問題から陽人が少し早とちり。

陽人「せやったら、結婚しよ。俺が羽瀬ちゃんの夢支える」
羽瀬「今、ほしいのは、その言葉じゃない」

嬉しくないわけではないが、それじゃない感。陽人に悪気はないが、支えてもらったからといって解決する問題ではない。

香子に気持ちを伝え続けた礼史は、ようやくかけるべき言葉の正解を出した気がする。

香子「緊急連絡先に私の連絡先書かないでね」
礼史「困るな、それは。だって僕は、もし君に何かあったら絶対駆けつけるから。君ともう一度夫婦をやり直したいから」

何度もぶつかり合った2人だからたどり着いた言葉だろう。価値観が違う見本のようなカップル。どういう関係に落ち着くのか楽しみだ。

やっぱり葉山が強すぎる

駿の代わりにくるみと食事に行った元社長・葉山祥吾(向井理)。
葉山「真柴。俺は、えっ……俺と。うん?えっ、俺に?何だろ、助詞が難しいな」
結局伝えられることはなかったが、何を言おうとしたのか。言っていたらどうなっていたのか、と考えてしまう。
葉山から駿への「どうして来なかった」は力強かった。

くるみを元気付ける「はやりの服を着て、ワクワクする気持ち、お気に入りのものに囲まれて心が浮き立つ感じ。俺はそういう幸せって大切だと思うんだ。真柴は間違ってない」
涙が溢れるくるみを体で隠しての「大丈夫じゃないだろ」のハグ。自分の気持ちが溢れてじゃない、あくまでくるみを落ち着かせるためのポンポンが素敵だった。
葉山「笑ってくれないと、困るよ。真柴は、笑っててくれないと困る」

くるみがほしい言葉なのではと思わずにいられない言葉の数々。やっぱり強すぎる。

今夜ついに最終話。それぞれの関係はもちろん、夢への向き合い方も気になる。

■たけだあやのプロフィール
イラスト、イラストレビュー、ときどき粘土をつくる人。京都府出身。

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