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新しいカルチャーと出合えるかも!?インターナショナルな街・六本木

  • 2021.6.21
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出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーに――。そんな「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】。第12回は、六本木のイスラエル発ヴィーガン料理店「Falafel Brothers(ファラフェル ブラザーズ) 六本木店」と、イタリア・ミラノ発のおしゃれランジェリーショップ「Intimissimi(インティミッシミ) 六本木店」です。

◆Falafel Brothers(ファラフェル ブラザーズ)

出典:シティリビングWeb

ミートボールのように見えて、実はオール野菜・豆類という、中東生まれのコロッケ風スナックが「ファラフェル」です。すりつぶしたヒヨコマメをベースに、数種類のハーブを加え、油で揚げた、ヘルシーなファストフード。ナゲット状の食べやすいサイズだから、欧米では食べ歩きフードとしておなじみです。

日本では中東料理レストランぐらいでしか、食べる機会がなかったファラフェルですが、専門店の「FALAFEL BROTHERS(ファラフェル ブラザーズ)」ではイスラエル流のファラフェルが味わえます。こちらはヴィーガン料理の専門店として2017年、東京・六本木に第1号店がオープン。今では渋谷と恵比寿にも店舗を構えています。

ファラフェルのメニューはピタパンではさんだサンドイッチや、サラダボウル、ライスプレートなど。食べ方を選んだら、ベースの野菜をチョイス。ケールやレタス、ホウレンソウが選べます。さらに、サラダバーからトッピングを追加。サラダボウルの場合、3種類までOK。ソースも指定できます。自在のカスタマイズで、自分好みの味わいに。食べ飽きない理由の一つです。

ヒヨコマメをすりつぶして味を調えたペースト「フムス」のプレートやサンドイッチも用意されています。スイーツ類もヴィーガン仕様。ファラフェルやフムスはセットメニュー以外に単品でも買えます。

出典:シティリビングWeb

六本木駅からすぐそばの芋洗坂に面した六本木店は交通至便だから、ランチ時は大にぎわい。店内では3人ぐらいしか座れないので、テイクアウト利用が大半です。イートインがお好みなら、六本木店のほぼ並びに位置する「The Brothers Corner(ブラザーズ コーナー)」へ。2021年5月にオープンしたばかりです。ファラフェルやピタを家庭で楽しめるよう、冷凍販売も実施しています。なかなか出合えない中東料理だけに、エキゾチックな旅行気分にも誘われます。

Falafel Brothers(ファラフェル ブラザーズ) 六本木店

住所:東京都港区六本木5-1-10 1階

電話:03-6459-2844

営業時間:月~土 11:00~21:00(日曜定休)

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせをしてください

The Brothers Corner(ブラザーズ コーナー)※2021年5月17日オープン

東京都港区六本木5-1-11 1F

営業時間:月~土 8:30~20:00(日曜:9:30~18:00)

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせをしてください

https://www.falafelbrothers.jp/

◆Intimissimi(インティミッシミ) 六本木店

出典:シティリビングWeb

最も素肌に近いウエアであることから、「ランジェリー」に代わる呼び名として、近ごろは「インティメート」という呼び名が日本でも広まってきました。英語で「親密な」という意味があります。イタリア語では「インティミッシミ」。イタリアで最も知名度の高いランジェリーブランドの一つで、ミラノでは街のあちこちにショップがある巨大企業です。

出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

ソックス、レギンス、ストッキング、ビーチウエアなどを幅広く手がける「Calzedonia(カルツェドニア)」グループに属しています。「インティミッシミ」自体もランジェリーに加え、ホームウエアやナイトウエアを展開。今回は新たにアクティブウエア「In Action」コレクションがデビューしました。

1996年に誕生した「インティミッシミ」はイタリアの繊細なレースを使用し、機能性とトレンドを兼ね備えたアイテムを提案しています。六本木店のディスプレーはポジティブな色使いが健康的なアイテム群にぴったり。イタリア気分を感じさせてくれるようです。

「下着」として隠すのではなく、「服」として適度に見せるような着方が楽しめるのも、「インティミッシミ」ならではの魅力。女性それぞれのフォルムを尊重しつつ、ランジェリーをアウトフィットの一部として提案しています。「ブラトップ」は割と日本でもおなじみになってきたアイテム。ヘルシーセクシーのトレンドも試しやすくなっています。

出典:シティリビングWeb

手の届きやすいプライスだから、着こなしに合わせて、いろいろとバリエーションをそろえてアレンジを楽しめそう。ヨーロピアンな華やぎとセンシュアル(官能性)の「いいとこ取り」も狙えます。薄着になる夏は、「見せるランジェリー」のほか、涼しいナイトウエアや伸びやかなアクティブウエアも出番が多くなるから、イタリアンテイストを取り入れて、気分を変えてみては。

Intimissimi(インティミッシミ) 六本木店

住所:東京都港区六本木7-8-4

電話:03-6721-1997

営業時間:11:00~20:00

https://www.intimissimi.com/jp/

六本木はもともとインターナショナル感の高い街。様々な国・地域から持ち込まれたカルチャーを発信してきました。今回紹介したイスラエル流ファラフェル、イタリア発おしゃれランジェリーも、取り入れたい気分に誘われる新潮流。六本木の街を巡れば、さらに新しいカルチャーとの出合いが待っているかもしれません。

プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター。

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通版ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

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