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ミラノのプラダ財団に行ってきました! (Saori Masuda)

  • 2015.7.1
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ミラネーゼの間で挨拶代わりになっている「プラダ財団行った?」に、ようやく「行った!」と言えるようになった私。先週、ミラノで発表されたプラダのレディス、クルーズ2016年コレクションに出席したあと、ミラノメンズのメディアを主な対象としたプラダ財団のお披露目カクテルでついに見ることができた。ミラノ中心地から南に位置するラルゴ・イザルコ(車で20分くらいのところ)にできた蒸留所の跡地に建てられたこのアート施設は、まさにアートの宝庫だった!

目玉は古典作品。

レム・コールハース率いるOMAが手がけたこの施設のなかでも、最も目を引くのが黄金に光る(24金で覆われた)搭とその手前にあるガラス張りの展示室。今回の目玉の展示が、この中にある古典美術の連続性と複製品をテーマにしたもの。なかには古代ギリシャとローマ時代の彫刻の大小が展示され、繰り返し複製された偉大なオリジナル彫刻の分析が行われている。

ロマン・ポランスキーが構想。

シネマと呼ばれる映画館では、ロマン・ポランスキーがプラダ財団のために構想を練り、ローラン・ブーズローが監督を務めたドキュメンタリーが上映されている。

カフェ兼バーを手掛けたのはウェス・アンダーソン。

アメリカ人映画監督のウェス・アンダーソンがインテリアをデザインしたカフェ兼バースペースのバー・ルーチェ。50-60年代のイタリア映画、特にミラノを舞台にしたヴィットーリオ・デ・シーカの『ミラノの奇蹟』やルキノ・ヴィスコンティの『若者のすべて』にオマージュを捧げている。

アーティストの車。

デポジトと呼ばれる倉庫の一番奥に展示されているのは、エルムグリーン&ドラッグセット、カールステン・フラー&ローズマリー・トロッケル、トビアス・レーバーガー、ジャンニ・セアセンティーノ、サラ・ルーカスによるArtist’s car。

参照元:VOGUE JAPAN

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