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『ワイルド・スピード』完結作10と11は「世界を股にかける作品」に?

  • 2021.6.20
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『ワイルド・スピード』の完結編にして2部作となる10作目と11作目について、キャストの口から新情報。ファンへの感謝を表し、“世界を股にかける作品”になるそう。(フロントロウ編集部)

『ワイルド・スピード』10と11は世界中が舞台に

2001年に1作目が公開されたカー・アクションシリーズ『ワイルド・スピード』(以下『ワイスピ』)は、過去10年間の間に人気と規模を拡大。8月6日には9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が日本公開される。

北米では6月25日にひと足先に封切られる、ファイナルチャプターの1作目となる同作では、なんとついに“宇宙進出”を果たしたとの説もあるけれど、完結編となる2部作として制作される10作目と11作目でも、ファンの期待を裏切らない展開が用意されているよう。

シリーズ2作目の『ワイルドスピードX2』からローマン・ピアースを演じるシンガー兼俳優のタイリース・ギブソンが、10作目と11作目に関して興味深い新情報を口にした。

タイリースが米Colliderに語ったところによると、トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』シリーズの7作目と8作目がそうであったように、間を開けず、たて続けに撮影されることになるという『ワイスピ』10作目と11作目。

画像: タイリース・ギブソン
タイリース・ギブソン

すでにこの2作について、制作陣にいくつか質問してみたというタイリースは、「2作を通じて、世界中のたくさんの大陸を訪れることになるって聞いてる。どこかは言えないけど、たくさん」とコメント。

さらに「(『ワイスピ』の)フランチャイズに関わっている上層部の人たちは、世界中にシリーズのファンやサポーターがいるということをよく理解しているからね。僕らにはそれぞれ、どこに野獣(熱狂的なファン)がいて、彼らが望むごちそうをあげなくちゃいけないか、彼らが何が好きか、彼らがどんなものに慣れ親しんでいるかということを知る責任がある」と、『ワイスピ』シリーズを愛してくれる世界中のファンたちに対する感謝の意味を込めて、ファミリーが劇中で各地を“行脚”することを匂わせる発言もしている。

『ワイスピ』といえば、3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で日本の東京が舞台となったことでおなじみ。9作目でも東京を舞台としたシーンが登場するが、完結編となる2部作でも再び日本上陸する可能性も?

画像: 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のワンシーン©UNIVERSAL PICTURES/ORIGINAL FILM / BALDWIN, SIDNEY / Album/Newscom
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のワンシーン©UNIVERSAL PICTURES/ORIGINAL FILM / BALDWIN, SIDNEY / Album/Newscom

2013年には、ヴィン・ディーゼルとともに主演を務めてきたポール・ウォーカーが不慮の事故で突然この世を去るという悲しい出来事もあった『ワイスピ』シリーズ。

完結編となる10作目と11作目のあらすじやコンセプト、キャストなどは現時点では明かされていないが、ヴィンは惜しまれながら残り2作を持って終幕を迎える同シリーズについて「みんなは、シリーズが終わる必要はないと感じると分かっている。しかし、すべての良いものは終わるべきなんだ。最後には意味がある。このシリーズはそれに値する」と語り、ファンたちも納得がいく作品に仕上げることを誓っている。(フロントロウ編集部)

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