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なぜ青年は罪を背負うのか?金馬奨3部門受賞の台湾映画『親愛なる君へ』予告編が完成

  • 2021.6.19
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台湾のアカデミー賞ともいわれる第57回金馬奨で最優秀主演男優賞と最優秀助演女優賞など3部門に輝いた『親愛なる君へ』が7月23日(金・祝)より全国順次公開。このたび本作の予告映像が完成し、あわせて場面写真が解禁された。

【写真を見る】『BF*GF』の監督が監修を務め描かれる、血のつながりを超えた“家族”の絆

【写真を見る】『BF*GF』の監督が監修を務め描かれる、血のつながりを超えた“家族”の絆 [c]2020 FiLMOSA Production All rights
【写真を見る】『BF*GF』の監督が監修を務め描かれる、血のつながりを超えた“家族”の絆 [c]2020 FiLMOSA Production All rights

本作は老婦とその孫、2人の面倒を見る青年が血のつながりを超えた家族の絆をつむぐ物語。いまは亡き同性パートナーの家族であるシウユーとヨウユーに尽くすように、彼らの世話をするジエンイー。しかしある日、シウユーが急死。その死因をめぐってジエンイーは周囲から不審の目で見られるようになる。やがて警察の捜査によって不利な証拠が次々と見つかり裁判にかけられたジエンイーは、弁解もせずに罪を受け入れようとする。

血の繋がらない関係のジエンイーは、周囲から疑いの目を向けられるように… [c]2020 FiLMOSA Production All rights
血の繋がらない関係のジエンイーは、周囲から疑いの目を向けられるように… [c]2020 FiLMOSA Production All rights

このたび完成した予告映像には、ジエンイーがパートナーの家族と一緒に住みながら食卓をともに囲むことなく、時に嫌味を言われながらもシウユーの介護をする姿が描きだされていく。そしてシウユーの死によってパートナーの弟や警察に疑いの目を向けられるようになり、セクシュアル・マイノリティへの偏見も加わりヨウユーから強制的に引き離されてしまうジエンイー。はたしてジエンイーにどんな結末が待ち受けているのか?

第22回東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映された『ヤンヤン』(09)のチェン・ヨウジエ監督がメガホンをとり、日本でも高い評価を得た『BF*GF』(14)のヤン・ヤーチェが監修を務めた本作。

緻密で繊細な人間模様の奥にサスペンス調の展開をにおわせる珠玉の物語と、愛する“家族”を守ろうとする青年の姿に、きっと誰もが心打たれることだろう。

文/久保田 和馬

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