【移転Open・新屋敷】“宮本シェフ、これは反則ワザです” 的なイタリアンのお店が誕生！

移転OPEN／2021年6月

イタリアンの草分け的名店 「リストランテ・ミヤモト」が新屋敷に

辛島町で人気だったイタリア料理店「リストランテ・ミヤモト」が移転したという噂を聞きつけ、さっそく出かけてみました。

閑静な住宅街にしっとり溶け込む外観は、さながらヨーロッパの田舎にある宿のような雰囲気。

それもそのはず、オーナーシェフの宮本けんしんさんに話をうかがうと「店名にある“locanda（ロカンダ）”は、イタリア語で旅籠やロッジという意味なんですよ」と、いつものステキな笑顔で教えてくれました

木をふんだんに使った店内からのぞむ中庭、 オシャレすぎます！

扉をくぐり店内を見渡すと、その言葉に納得！ 木材がふんだんに使われるとともに、一見無造作に積み上げられたかのような石の壁、そして何より目に飛び込んでくるのは大きな窓から見える緑豊かな中庭。

くつろげること間違いなし！な雰囲気です。ちなみに“antici（アンティカ）”というのはイタリア語で「昔から」という意味です

和菓子にドレッシング、野菜… 数えきれないほどの商品が

そうそう、最初に移転と書いちゃいましたが、単なる移転ではなく“パワーアップ”という言葉がぴったり！ その理由はというと、大きく3つあります

1つ目は、入口界隈に広がる物販ゾーン。

宮本シェフの奥様の手による「季乃菓」の焼き菓子や最中、ジャムなどが、ここで入手できちゃうんです

さらに産山産のハーブティーやハーブソルト、産地直送のお野菜などが売られています。

わが家は西田果樹園さんの桃〈3個入り1,000円〉をいただきましたが、絶品！ ちょうどよい食べ頃で、「令和の桃ランキング1位」を挙げたくなる味わいでした

もちろんワインセラーもあり。 しかも2,000円台～

2つ目は、入口右手にあるワインセラー。

「正統派から自然派まで幅広くそろえています。飲み頃を迎えたワインばかりですよ」とシェフ。

さぞやお高いんでしょ…と思いながら見てみると、2,000円～3,000円台のカジュアルなものもあり、全部で50種ほど。優雅に宅飲み気分…にぴったりです！

レストランの味が家で楽しめちゃうんです

3つ目はなんといってもお料理！

移転を機に、名店の味がテイクアウトでも楽しめるようになりました。レジ横の冷蔵ケースには、レンチンするだけでお店の味が再現できるパスタや新鮮野菜てんこ盛りのサラダが並びます。

こちらはリガトーニ700円、ほかにあか牛のラザニアも700円、10種類の野菜サラダ500円も

さっそく自宅でご馳走タイム！ サラダにはドレッシングもついているのがうれしい限り。歯ごたえシャキシャキ、野菜そのものが元気なのが実感できます。

旦那さんの大好物ラザニアもリガトーニも食べ応え◎。味は文句のつけようがありません。売っているときよりお皿に移すとたくさん入っていて、お得な気分☆

それぞれ2人で大満足のボリュームでした。

予約制のディナーもスタートしています

「イタリアンの枠にとらわれない料理を提供したい」と以前から宮本シェフがおっしゃってた事が、ここでついに実現しそうな予感あり。

レストランのオープンは6月15日からということもあって、ゴメンなさい私もまだ食べていないんです。

もしかしたら、イタリア料理なのにパスタがコース内に出なくなるのかも！？ でも以前の『リストランテ・ミヤモト』の料理がさらにパワーアップするという話を聞くと、期待に胸が高まるばかりです。

当面はディナーのみの営業で、コース料理のみ。熊本在住のお客さん限定の8,800円コースと、おまかせコース13,000円の2種類。

私もスケジュールチェックしてディナーの予約をさっそく入れてみます！ もちろん久しぶりのディナーですもの、ちゃんとオシャレしてお出かけしますよ☆

リビング熊本スタッフ／りきてん

【2021年6月～移転OPEN】 antica locanda MIYAMOTO （アンティカ・ロカンダ・ミヤモト） 住／熊本県熊本市中央区新屋敷1-9-15 濫觴（らんしょう）ビル102号室 営／ショップ 10:00～19:00 休／月曜 P／店舗前に4台 096-342-4469 Instagram @anticalocandamiyamoto