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名優イ・スンジェが『馬医』のコ・ジュマン役を引き受けた意外な理由

  • 2021.6.17
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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』。このドラマで、恵民署(ヘーミンソ)の署長であるコ・ジュマンを演じている俳優イ・スンジェ。

彼は時代劇には欠かせない俳優で、『馬医』の他に、1999年~2000年の『ホジュン~宮廷医官への道~』、2007年~2008年の『イ・サン』、2009年の『善徳女王』、2014年~2015年の『王の顔』、2015年の『夜を歩く士(ソンビ)』に出演している。

ちなみに、『馬医』と同じく医療を題材として扱ったドラマ『ホジュン~宮廷医官への道~』では、チョン・グァンリョル演じる主人公ホ・ジュンの師匠であるユ・ウィテ役を務めた。

そんなイ・スンジェが『馬医』で演じるコ・ジュマンは、ドラマの前半で人に対して医療を行なう医官を指導する立場だった。

『馬医』でイ・スンジェが扮したコ・ジュマン
医の道へと導く役割

そんな彼が署長を務める恵民署は、朝鮮王朝時代に庶民の治療を行なっていた医療機関である。

イ・ビョンフン監督とは作業の仕方や作品の趣向など共感できる部分が多かったため、快く出演を引き受けたイ・スンジェ。

しかし、『馬医』で演じたコ・ジュマンは、『ホジュン~宮廷医官への道~』のユ・ウィテとは性格が違うので少し心配だったという。

物事を公正に判断することのできるコ・ジュマンは、悪の道に進むミョンファンさえも受け入れる心の広い人物だと感じているイ・スンジェだが、彼自身はそれほど心が広くないそうだ。

この『馬医』の物語は医療をテーマにしていることもあり、鍼を打つシーンなどを見ると、失敗しないかと緊張してしまう。

そんな中で、チョ・スンウが演じるペク・クァンヒョンを医の道へと導く役割を担うコ・ジュマン。今後の物語で彼はクァンヒョンをどう成長させていくのだろうか。

文=大地 康

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