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あなたにとって結婚とは? エディターが選ぶウエディングシーンが印象的な映画。

  • 2021.6.17
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ウエディングシーンが印象的な映画を、VOGUE GIRLエディターが思い思いにピックアップ! スタイルの参考にしたいラブロマンスから、「結婚ってそもそも何だっけ?」と考えたくなるコメディまで。結婚について思いを巡らせたくなる5作品をご紹介。

©Miramax /courtesy Everett Collection
『ミュリエルの結婚』(1994)

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結婚さえすれば、すべてが幸せに!?

オーストラリアの映画『ミュリエルの結婚』(1994)は、いわゆる素敵な男性と巡り合ってポロポーズ、といった王道のウエディングストーリーではまったくありません。むしろ今もまだ世の中に漂う「結婚さえすれば幸せになれる」幻想を、シニカルなコメディタッチでメッタ切りにしていく作品です。
まず、結婚式のオープニングから強烈! ろくな努力もしないけど、結婚願望は人一倍強い主人公ミュリエル(俗に言うダメ人間)が、ライバルを押しのけてブーケを勝ち取ると、花嫁から「ボーイフレンドもいないんだから他の人に譲れ」と迫られ、挙げ句の果てに、万引きして着ていた服がバレて会場から警察に連行されてしまう始末……(笑)。友人に見栄を張って婚約者がいると言ってしまったり、ウエディングショップにドレスを試着しに行っては、親が病気だと嘘をつき、同情を誘いドレス姿を写真に撮ってもらって収集したりと、ミュリエルの暴走の数々は、イタさを超えた面白さがあり、この映画の魅力のひとつとなっています。
「結婚さえすれば、最悪な環境や状況から抜け出せる」と信じるミュリエルには、自業自得ともいうべき、いろんな出来事が襲いかかるのですが、ストーリーが進み彼女も少しづつ成長する過程で、観る側にも「まず自分を好きにならなければ、他の人から好かれる人にはなれない」という、恋愛にまつわるシンプルな真実を再確認させてくれます。
家族とは?友情とは?そして自分自身とは? この映画は結婚についてだけでなく、人生における大切なものについても、絶妙なリアルさで投げかけてくる名作です。監督のPJホーガンは、後にジュリア・ロバーツ主演の『ベスト・フレンズ・ウェディング』でもウエディングを題材にし大ヒット。主演のトニ・コレットもこの作品をきっかけにハリウッドで活躍する人気女優となりました。(VOGUE GIRL副編集長 荒井 現)

 

©20th Century Fox Film Corp. /courtesy Everett Collection
『ロミオ+ジュリエット』(1996)

永遠の胸キュン! 『ロミオ+ジュリエット』のホワイトドレス。

結末は知っていても、何度も見返してしまうのがバズ・ラーマン監督による映画『ロミオ+ジュリエット』(1996)。シェイクスピアの古典をレオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズの共演で映画化した名作です。決して恋に落ちてはいけない、敵対するファミリーのふたりのピュアロマンスがポップな色彩で彩られた物語は、どこを切り取っても恋のスパークが美しい。こっそり挙げるふたりだけの式でジュリエットが着用したのは、くるみボタンがポイントのノーブルなホワイトドレスに小花刺しゅうが施されたグローブ、足元はピンクのメリージェーン。シンプルなアップヘアにノーアクセサリーのミニマルなスタイルは永遠のアイコンです。ウエディングシーンではないですが、ロミオと会う仮面舞踏会のシーンでジュリエットが着ていた白のエンパイアドレスと天使の翼の組み合わせも最高にロマンティックです。(VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子)

 

©Shutterstock/Aflo
『Mr.&Mrs.スミス』(2005)

どこまでもスマートで辛口。凄腕殺し屋のウェディング姿がかっこいい!

公開から15年以上も経つ『Mr.&Mrs.スミス』(2005年)は、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの最強ペアが共演をしたアクション・コメディ大作として鮮明に記憶に残っています。お互いの素性を知らないまま運命的に恋に落ち、電撃結婚をしたふたりは、実は別々の組織に属する暗殺者だったというあらすじ。ストーリー始まりにスタイリッシュなふたりが結婚するシーンがあるのですが、アンジーが演じるジェーン・スミスのミニマルなドレス姿がさらっとしていてすごく素敵なのです。磨き上げたデコルテを引き立てるミニマルなデザイン。装飾をそぎ取ったIラインのひざ下丈のスカートも、聡明でエレガントな役柄にぴったりはまっていました。一方のブラッド・ピットが着こなす新郎のタキシード姿も、蝶ネクタイでなくネクタイでモダンかつシンプルに。肩肘を張らずに日常の延長にあるような、大人の余裕を感じさせるウェディングが憧れです。(VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子)

 

©Universal Pictures/courtesy Everett Collection
『フィフティ・シェイズ・フリード』(2018)

参考にしたいウエディングドレス発見!

『フィフティ・シェイズ』シリーズで描かれるCEOと女子大生の過激なラブロマンス。なかでも、公開前からSNSで話題になっていたシリーズの最終章『フィフティ・シェイズ・フリード』(2018)で、ダコタ・ジョンソンが演じるアナスタシアが魅せたウェディングドレスのシーンが忘れられずにピックアップしました。繊細なレースで仕立てられたロングスリーブのドレスは、ため息がでるほど美しくて、印象に残っています。裾にかけてチュールが重なるクラシカルなマーメードドレスは、いつかウエディングドレスが着られる日のために参考にしようと夢見てメモ。上質な素材とクチュール技に定評のある「モニーク・ルイリエ」が手がけたものだと知ってさらに納得しました!(VOGUE GIRL ジュニア・エディター 米倉 沙矢)

 

©Universal Pictures / Courtesy Everett Collection
『オール・マイ・ライフ』(2020)

結婚の尊さを実感できるラブストーリー。

『オール・マイ・ライフ』(2020)は、余命半年の宣告を受けた男性とその恋人の実話を元にしたラブストーリー。婚約し幸せいっぱいだったジェンとソル。結婚式を翌年の夏に控えたある日、ソルが末期の膵臓がんに冒され余命半年であることが発覚し、結婚式を挙げられないことに。そんななかジェンとソルの友人や家族は、ふたりが結婚式を2週間後に挙げられるように、クラウドファンティングで世界中から資金を集め始め……というのが本作のあらすじ。
出会いから結婚、別れまでを描いたふたりのラブストーリーはさることながら、周りの友人や家族の温かさがとにかく素敵! いろんな人に支えられ祝福されながら挙げた結婚式のシーンには思わずほろっときてしまいます。お互いに想い合うジェンとソルからも、ふたりの幸せを心から願う周りの人たちからも愛が感じられて、結婚って尊いものだなと改めて実感。悲しいストーリーではあるけれど、観終わった後には不思議と温かな気持ちになれる愛がつまった作品。この映画のふたりのように周りに心から祝福してもらえて、「あのふたりのためなら…」と困ったときに手を差し伸べてもらえるような夫婦になれたら素敵だなと思います。(VOGUE GIRL ジュニア・エディター 高山 莉沙)

 

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