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「ウェルビーイング」って、なんだ?【知らなきゃヤバい、話題の言葉】

  • 2021.6.16
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「なんかあのコってヘルシーでいいよね」と話題になっている巷のウェルビー女子。では、実際にどんなライフスタイルを送っているの?ということでCLASSY.的ウェルビー女子の必須キーワードをご紹介します。

ウェルビー女子あるある「世の中のことを常に勉強している」

50年後の世界がどう変化するかを考えるようになりました
マスコミ勤務なのもあって時事には詳しい方ですが、最近はそういったニュースがますます「自分ごと」になっている気がします。例えばSDGsの取り組みが日本でもファッションや食の分野で進んでいるのを肌で感じるし、社会を良くするために自分でもできることは積極的にアクションしていきたいと思っています。新卒から始めた「国境なき医師団」と「PLAN INTERNATIONAL JAPAN」への毎月の寄付も微力ながら続けています。情報が様々に溢れている今だからこそ、常に世の中にアンテナを張っていたいし、社会問題に対して自分なりの考えもしっかり持ちながらポジティブに関わっていきたい。アラサーになってますます、そう思うようになりました。黒島秀佳さん(マスコミ勤務・30歳)

リーダーズの社会派座談会

SDGsってどう?最近気をつけていることは?

今注目されるSDGsにも関心が高いウェルビー女子。特に身近な環境問題に対しては自分なりのアクションを起こしているようです。

右から黒島秀佳さん(マスコミ勤務・30歳)夏目頌子さん(デザイナー・30歳)立花朋実さん(PR・30歳)

黒島さん:最近、①仕事の関係で未来志向の本を読む機会が多くなって社会問題にますます関心を持つようになったの。私たちの身近な問題だと「SDGs」をはじめ、環境問題なども気になっているけど2人はどう?
立花さん:エシカルシンキングなカフェをプロデュースする立場としては、すごく注目しているキーワードです!
夏目さん:大企業や有名人も取り組み始めている「SDGs」や環境問は、注目が集まっているよね。
黒島:うん。企業や団体が取り組む問題と思われがちだけど、個人でできることもすごく多いよね。
夏目:それで言うと私は超敏感肌を救ってくれたオーガニックコスメから環境問題に関心を持つようになって。コスメをきっかけにオーガニックを勉強すればするほど、土壌や植物が育つ環境の大切さがわかっていったの。②それからは土に戻る容器を使用した製品だったり、コスメキッチンのように使い終わった容器を引き取ってくれるショップで買うようになって。
黒島:身近なゴミ問題は取り組みやすいよね。③ゴミを増やさない容器といえば、私もスタバのタンブラーを常に持ち歩いてるよ。お値引きもあっていいよね。
立花:私も夏目さんと同じように自分の体調のために食事改善したのがエシカル習慣を始めたきっかけ。今はカフェをプロデュースしているんだけど、④フードロスやゴミ問題まで考えて、容器やフォークまで自然分解されるものを採用しはじめたの。
夏目:そういう意識が高いお店ってどんどん足を運びたくなるよね!私は認証マークのある商品を積極的に購入しているよ。
立花:わかる!私の場合はヴィーガンフレンドリーで体質に合ってるのもあるんだけど、⑤このオーツミルクはエコフレンドリーでCO2の排出量や作るのに使う水の量も少なく環境負担が少ないから積極的に買っているの。
夏目:美味しいし環境にもいいって嬉しいね。こうやってミーハーな私たちが貢献できることって個人だけでもかなりありそう!
立花:そう。ファッション分野は特に貢献できることが多くって。私は前職がアパレルだったんだけど、毎シーズン服を大量に購入していたし、仕事では型落ちした服が大量廃棄されるのを目の当たりにして。そんな現場を見ていたからこそ、服選びもすごく変わってきたの。
黒島:私もそういう思いがあって。なるべく長く着られるものを選ぶようになったよ。昔は抵抗があった古着も見てみたり。最近は⑥商品を買うことで海外への寄付になったり、現地の人の雇用や教育に貢献できるブランドも気になっていくつか買ってみたの。
夏目:日本にはない色柄使いがいね!私もZARAでは環境への影響が少ないJOIN LIFEタグを選んだり、着なくなった服は回収ボックスに入れるようにしている。
立花:手放すことまで考えるって素敵!そういったリサイクル素材やエコ素材を使ったり、受注発注したり無駄が出にくい服作りをするブランドも増えたよね。
黒島:うん。⑦最近注目しているのがNAGIEというブランドで、マウンパとセットアップを買ったんだけど、リサイクル素材なのにすごく良くって。イージーケアだったり今のライフスタイルにすごく合っていて着やすいの。
夏目:デザインも可愛いね!大好きな服やコスメを選ぶことだけでも、世の中に貢献できるなんて理想的だよね。
黒島:こうやって私たちが『何を選ぶか』というエシカルな消費を通して、将来の社会や世の中にいい循環が生まれやすくなるといいよね。

座談会に登場した話題の「ウェルビーイング」なもの7つ

①黒島さんが最近読んだ2冊。未来変革や社会の変化を予測しながら今できることを考えるヒントに。

②コスメキッチンでは空容器を回収&再利用する「リサイクルキッチン」プログラムが昨年スタート。

③会社にもカフェへもマイタンブラーを持ち歩くのは、働くOLの間では当たり前になっているという噂。

④立花さんがプロデュースするカフェ「THE_B」では植物由来のカップや生分解性のカトラリーを採用。

⑤マイナーフィギュアズのオーツミルクは英国オーガニック認証も受けていて土壌や環境にも優しい。

⑥アフリカ・ベナンの素材と職人さんが作る「シェリーココ」は、購入が現地の雇用創出につながる。

⑦リサイクル素材の商品を受注生産するサステナブルD2CブランドNAGIEは、着心地や機能性も評判。

撮影/田形千紘(人物)、新井修一(静物) ヘアメーク/甲斐美穂、小松胡桃(ともにROI) 取材/佐藤かな子 再構成/Bravoworks.Inc

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