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山田孝之「新たな人材の発掘と育成を目指す」と宣言!MIRRORLIAR FILMS PROJECT作品のワールドプレミアが開催

  • 2021.6.14
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米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭である第23回「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)が、6月11日に開幕し、6月13日にMIRRORLIAR FILMS PROJECT上映作品ワールドプレミア&トークイベントが、表参道ヒルズ内のスペースオーで開催された。MIRRORLIAR FILMS PROJECTに携わる阿部進之助、伊藤主税、山田孝之、映画祭代表の別所哲也のほか、ショートフィルムの監督陣が登壇した。

【写真を見る】ホームレスの経験があるという、プロデューサーの伊藤主税

伊藤、阿部、山田たちが率いるMIRRORLIAR FILMS PROJECTは、誰もが自由に映像作品を創ることができる、若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合して切磋琢磨しながら作品を作り上げるプロジェクト。一般クリエイター、俳優、映画監督36人による全36作品を、年4回にわたってオムニバス形式で劇場公開していく。

【写真を見る】ホームレスの経験があるという、プロデューサーの伊藤主税
【写真を見る】ホームレスの経験があるという、プロデューサーの伊藤主税

本日上映されたのは、針生悠伺監督の『B級文化遺産』(7:30)、村上リ子監督の『THE NOTES』(15:00)、西遼太郎監督の『充電人』(12:15)、Ken Shinozaki監督の『INTELLIGENTIA』(11:30)の4本。針生監督、村上監督、西監督は上映後に阿部たちとトークセッションを行い、Ken Shinozaki監督はアメリカからリモートで参加した。

伊藤プロデューサーは「MIRRORLIAR FILMSは、山田さん、阿部さん、藤井道人監督など、僕がいろいろと映画を作ってきた仲間たちと、こういうものづくりができたらいいねとなってできました。いろんな人たちがものを発信したくても、誹謗中傷とか受けちゃうよね、でもなんかおもしろいことができないかなと考えていて。常に会ってコミュニケーションを取っているなかで、必然的に生まれた企画です」と説明。

別所は「うれしいです。短編映画は有名無名、ベテラン、若手に関わらず、みんなが作り出すというお祭り。伊藤さんたちのプロジェクトとご一緒できてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

SSFF & ASIA代表の別所哲也
SSFF & ASIA代表の別所哲也

阿部は『B級文化遺産』について「撮影が3日かかってないんですよね!綿密にやらないと無理だろうし、そこに掛ける想いや計画性もすばらしい」と絶賛した。

針生監督は「本来3日間でしたが1日雨が降って、2日ちょっとでやりました。撮影したあとのCGなどの後処理は2か月くらいかかりました」とコメント。

村上リ子監督は『THE NOTES』について「もともと小説を書いていて、脚本も書けるかなと思って書きました。でも、私は映画学校にも行ったことがないし、映画関係の知り合いも1人もいなくて、ネットで30名くらい集めて、4か月くらいで気合で作りました」とのこと。それぞれ監督たちが工夫をしてショートフィルムを完成したことが明かされた。

また、伊藤プロデューサーは、ホームレスになった過去を明かし「チャンスをくれたのがショートショートだった。当時、ショートフィルムはいまほど撮られていなかったんです」と別所に感謝したあと「別所さんは、なぜショートフィルムに目をつけたんですか?」と質問する。

俳優の阿部進之介
俳優の阿部進之介

別所は「20数年前にアメリカのソニー・ピクチャーズで10本の短編映画を観て、夢中になったんです。稲妻に打たれたような感覚で。そこからサンダンス映画祭などに行って、スパイク・リーやまだ無名だったベン・アフレックたちが、映画を熱く語っているのを観て、有名無名、プロ、アマチュアなど関係なく、みんなで集まれるお祭りっておもしろいなと思ったんです」と答えた。

また、山田は「そもそも日本では『オムニバス映画って当たらない』と、どのプロデューサーも言うんです。でも、僕はそうは思わなくて、単純に撮ってる人が少ないから、馴染んでないだけだろと。常にオムニバスが上映されている状態になればいいと思った。どんなものに出会えるかのワクワク感がオムニバス映画では圧倒的に違うので、続けていきたいし、新たな人材の発掘と育成を目指したい」と熱い想いを語った。

取材・文/山崎伸子

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