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「濁酒」=「にごりさけ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

  • 2021.6.12
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読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「濁酒」って、なんと読むかわかりますか?「にごりさけ」ではないですよ。「薯蕷」「蒟蒻」「蒲鉾」いくつ読めるか挑戦してみましょう。

濁酒=どぶろく

「濁酒」は「どぶろく」と読みます。水・米・米麹を原料とし発酵させた日本の伝統的なお酒で、こす工程を経ていないので、白く濁っているのが特徴です。澄んだ酒「清酒」と比べて、濁った酒を意味するのが「濁酒(だくしゅ)」。この濁酒のことを一般的に「どぶろく」と呼んでいます。「濁り酒(にごりさけ)」とよく似ていますが、「濁り酒」はもろみを粗ごししたもので、日本酒(清酒)に分類されます。こしていない「濁酒(どぶろく)」は、分類上日本酒ではないという違いがあります。

薯蕷=とろろ

「薯蕷」は「とろろ」と読みます。山芋や長芋などをすりおろしたもので、麦ご飯にかけて「麦とろ」、吸い物に入れて「とろろ汁」などとして食べられています。ぶつ切りにしたマグロに「薯蕷」をかけたものを「山かけ」といい、そばにかけると「山かけそば」、うどんにかけると「山かけうどん」になります。薯蕷はビタミンやミネラルが豊富で、健康食材としても知られています。

蒟蒻=こんにゃく

「蒟蒻」は「こんにゃく」と読みます。蒟蒻は中国から伝わったといわれていて、呉音で「クニャク」と呼ばれていたものが転訛して、「こんにゃく」と呼ばれるようになったと考えられています。日本では、鎌倉時代の初期ごろから食べられていて、おでんや煮物などに欠かせない食材。低カロリーで腸内を綺麗にしてくれることから、ダイエットをしている人や美容を意識している人にも人気の食材です。

蒲鉾=かまぼこ

「蒲鉾」は「かまぼこ」と読みます。蒲鉾の原料は白身魚のすり身で、練って味付けし蒸した加工品のことを指します。古くは竹の芯にすり身をつけて焼いていて、その形が植物の「蒲(がま)の穂」に似ていることから、そのまま「蒲の穂」と呼ばれていました。「蒲の穂」の呼び方が転訛した、または、武器の一種「鉾(ほこ)」と形が似ていることから、現在の「蒲鉾」になったと言われています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「濁酒」は「どぶろく」と読み、こしていない白濁したお酒のことを指す言葉だということがわかりました。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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