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ハリー・ウィンストンの『クラスター』コレクションが誕生した背景とは?|時代を超えて輝く究極の名品ジュエリー

  • 2021.6.11
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創刊以来、Preciousには数々のジュエリー名品が登場してきました。雑誌『Precious』6月号で展開中の特集「プレイバック! 至高のジュエリー名品9」では本誌連載でもおなじみのジュエリージャーナリスト、福田詞子さんセレクトの「究極名品」をご紹介。魂に訴える煌きの魅力に、あなたは抗うことができるでしょうか?

今回はその特集のなかからハリー・ウィンストンの『クラスター』ブローチをご紹介します。

夢へ誘う、ダイヤモンドとプラチナの饗宴|ハリー・ウィンストンの『クラスター』ブローチ

ダイヤモンドジュエラーとして世界屈指の名声を誇る「ハリー・ウィンストン」。名品と呼ばれる作品の多くは、創始者であるハリー・ウィンストンにより考案されました。

なかでも有名なのが、『クラスター』コレクションです。ダイヤモンドの輝きを高める手法を考え続けたハリーが、ある年の聖夜、クリスマスリースの重なり合う柊の葉から、ダイヤモンドを立体的に重ねるクラスター・モチーフの着想を得たといわれています。

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『クラスター』ブローチ[PT×DIA計6.62ct](ハリー・ウィンストン)、『Precious』2017年4月号掲載

クレッセント(三日月)モチーフのブローチ。15個のマーキーズカットと6個のペアシェイプのダイヤモンドが重なり合い、立体的で多彩な輝きを放つ。使用する金属を最小限に抑えることで、肌につけたとき、ダイヤモンドだけが浮かび上がったように見えるのも特徴。

「最高品質のダイヤモンドを使っているだけでなく、極細のプラチナワイヤーを使ったセッティングの技術は、このメゾンが独自で磨き上げてきたもの。プラチナは細く延ばしても強度を保てますが、粘性が高いため加工が難しいのです。プラチナの極細ワイヤーで石留めされたダイヤモンドは全方向から光を取り込み、圧倒的な輝きを放ちます」(福田)

福田 詞子さん
ジュエリージャーナリスト、エディター
(ふくだ のりこ)英国宝石学協会FGA(特別会員)。出版社で女性誌の編集部に20年以上在籍したのち独立。2015年、英国宝石学協会のディプロマを取得。小誌にて『ハイジュエリー真価論』を連載中。

※登場した「名品」は、過去のPreciousで掲載した記事からの転載のため、 現在では購入できないものも含まれています。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

※文中の表記はPT=プラチナ、DIA=ダイヤモンドを表します。

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