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「モノトーンだけで」着まわすといい服

  • 2021.6.10
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モノトーンだけ。
全部ラクな素材のみ。
なるべく心地いい服を追求したい今。そして着まわしもムダなくオシャレなパターンだけを作りたい。その2つをかなえるのは、品の良さも上乗せしてくれる究極の定番色。ラクしてキレイを体現する黒と白を厳選し、着まわしをシミュレーション。

【モノトーンだけで着まわし】6スタイルのクレジット一覧

- WARDROBE -
すべて心地いい素材の
「着まわし6アイテム」


A.「ラウンジウエアのようなセット」
シャツ感覚のジャケットと、ゴムウエストながらセンタープレス入りのイージーパンツ。


B.「Tシャツ感覚のブラウス」
洗練されたシャツ素材と、 Tシャツらしいそぎ落とされたデザインでカジュアルもキレイもかなえる。


C.「ニットとスエットの間」
スエットのようなディテールを残した、目の細かいニット。ラクなのに上品。


D.「美形なスエットパンツ」
ストンとしたシルエットとやさしい白が、スエット特有の部屋着感を払拭したミニマルな1本。


E.「ノースリ以上半そで未満のドレス」
柔らかく着心地のいい涼しい素材。ほぼノースリなのに二の腕カバーに有効なそで。

STYLE : 01
「気張らずセットアップ」
シャツ感覚のジャケットに、パジャマパンツの肩ひじはらないセットアップ。スエットライクなニットでカジュアルに寄せても、黒の力できちんと見える。


A-1 + A-2 + C
黒の息抜きに一役買う
リネン素材とかわいい柄

スエット×パジャマパンツの部屋着感を払拭するセンタープレスの効果。ALL黒でも重くなりすぎないのは、セットアップの軽やかなリネン素材と小粒のモノトーンドットで重厚感をセーブしているから。


STYLE : 02
「さまになる全部カジュアル」
ブラウスをTシャツのように解釈。肩がけしたスエットで締めどころをつくったメンズライクなアレンジも、白Tのキレイめ素材で清潔感を保持。


B + C + D
肌感を強調するパンプスで
スエットパンツをヘルシーに

シャツ素材とスエットの微妙に色みも異なる白ワントーンが、膨張しがちな白にメリハリをもたらす。シューズはパンツのキレイなラインを強調するパンプスを。甲をしっかりと見せることで足元からセンシュアル。


STYLE : 03
「ラクしてキレイの理想形」
一見コンサバなジャケットとワンピースのレイヤードながら、巧みな素材で着心地はノンストレス。ドット柄で親しみもそなわる。


A-1 + E
気楽にドレッシーを装える
柄ジャケットという飾り気

シンプルな黒のワンピースをジャケットで正統派に整える潔さ。よく見ると、コットン素材のワンピースとリネン素材のジャケットというさりげない脱力感で、日常の延長で浮かないドレスアップが成立。


STYLE : 04
「オフィス仕様の一歩手前」
ジャケットを肩がけした、わかりやすいコンサバ感。Tシャツはキレイめでも、甘いドットやパンツのアスレジャー的ニュアンスで今どきな遊び心が。


A-1 + B + D
ドライな素材の上半身を
ソフトなスエットでうるおわせる

リネンジャケットとシャツ素材のTシャツ。カサッとした質感でスエットの厚みを落ち着かせつつ、パンツのぬくもりが乾いた素材をいきいきと見せる相互扶助の関係。素足にローファーの硬派な印象で、上下の違和感をリセット。

STYLE : 05
「愛嬌のあるメンズライク」
ニットスエットとリネンパンツの、こなれた黒のワントーン。抜け感を目的にのぞかせた白Tが、かえってやさしい黒を律する意外な反作用。


A-2 + B + C
意表をついたドット柄で
手抜きに見えないボーイッシュ

ありがちなスエット×スラックスも、黒ベースだとこれからの時期にはやや重め。白Tをのぞかせつつ、メンズライクに似つかわしくないドット柄で軽快に見せるという手法。見た目はハンサムなパンツだから、ハズしすぎない。


STYLE : 06
「縦に流してキレイにつなげる」
流れるようなコットンの縦落ち感を強調するパンツをIN。いたってシンプルでも、しなやかさが強調され、黒を貫くことで印象的な女性に。


A-2 + E
パンツはドライなリネン。
ワントーンが冴える質感の差
シンプルすぎると抑揚のないワントーンに、パンツの素材と柄でメリハリを。ノースリーブでもフレンチスリーブでもない曲線的なそでからの肌見せが、レディな奥ゆかしさを感じさせる。

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