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茶柱が立つ!桜が花開く!?ギフトに最適な縁起のよいお茶5選 【ティファニー春香の日本茶に恋して vol.11】

  • 2021.6.8
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日本茶アドバイザーの資格を持つ、モデルのティファニー春香ちゃんが今回紹介するのは、縁起のよいお茶。昔からお祝い事や季節行事で飲まれてきた日本茶は、今でも縁起物として根強い人気あり! 中でも、おいしくて、ユニークで、贈ると必ず喜ばれる逸品を紹介します。

縁起のよいお茶5選

出典: 美人百花.com

茶柱が立つといいことがある、元旦にお茶を飲むと1年を平和に過ごせる、といった話、聞いたことはありませんか? ティファちゃんが日本茶を学ぶ中で感じていたのが、そんな「日本茶の歴史には、ハッピーな要素が切り離せない!」こと。そこで、ティファちゃんが縁起のよいお茶アイテムを厳選。背景にあるストーリーを添えて、ギフトにしてみよう。

出典: 美人百花.com

(1)茶柱東京 CHABASHIRA

“茶柱が立つ”とは、お茶を淹れたときに、混ざっていた茎や葉軸が立っている状態。茎や葉軸が茶こしを通り抜け、さらに垂直に立つのはとても珍しいことから、縁起がよいとされています。とはいえ、最近の急須は茶こしが細かく、製茶技術の進歩で茶柱が混ざることも減っているため、自然に茶柱が立つのは、ごくまれなこと。そこで、意図的に茶柱が立つよう開発された商品がこちら。ティーバッグでお茶を淹れ、同封された金箔と茶柱を加えれば、きらめく中に茶柱が立った、なんともおめでたいお茶に。

出典: 美人百花.com

(2)すすむ屋茶店 大福茶(おおぶくちゃ)

平安時代に、京都で疫病が流行した際、僧侶が梅干入りのお茶を振る舞ったら、疫病が次第に収束したそう。それから、正月に無病息災を願ってお茶を飲む習慣生まれたとか。福を呼ぶ「大福茶(おおぶくちゃ)」には、地方ごとの特徴がありますが、すすむ屋茶店のものは、「新しい年も食べ物(玄米)、飲み物(茶)に困らないように」との願いが込められた玄米茶。香ばしさの中に感じる、甘みや風味の良さが絶品です。

(3)おいしい日本茶研究所 日本茶ノ米

漢字の“茶”の草かんむりは、昔は「十十」と書いたそう。草かんむりの下は「八十八」と読めます。合計した数、108歳のお祝いは「茶寿」と呼ばれ、お茶には長寿を願う意味も。
また、お茶の木は一度植えるとしっかりと根が張り、何度摘んでも芽が出てくることから、“婚家に根付く”“芽出たい”という捉え方もあるんです。

一方、漢字の“米”は、「八」と「十」からなることから、“八十八の神様が宿る”と言われているそう。末広がりの八には、“運が開く”“子孫繁栄”の意味も。
そんな縁起のいいもの同士の組み合わせが、この緑茶あんで香り付けした無洗米。炊き上がりの芳しい香りと美しいグリーンに魅了されますよ♡

(4)LUPICIA 加賀金箔茶

風水でも運気を上げる開運カラーとして知られ、高級感を連想させる輝きが成功・繁栄・豊かさを意味する色ともいわれる金色が、お茶の世界にも! 色鮮やかな緑茶の中に金箔をブレンドした贅沢な一品で、湯飲みの中で金箔がキラキラと輝き、特別な時間を過ごせる一杯に。お祝いごとのギフトにおすすめで、海外の方にも人気があるそうですよ。

(5)LUPICIA 桜茶

出典: 美人百花.com

国産の八重桜を塩漬けにしたものに湯を注ぐと、湯飲みの中にふわっと花が咲き、優しい桜の香りが漂います。「未来が花開く」という意味から、婚姻にまつわる席や出産祝い、合格祝い、卒業式などのおめでたい行事に飲むお茶として親しまれています。

出典: 美人百花.com

そのまま桜湯として飲むのはもちろん、緑茶で淹れる桜緑茶もおすすめ。緑茶の旨みや程よい渋みの中に、ほんのり桜が香り、ひと味違ったお茶が楽しめます♡

手土産やお祝いごとに贈るギフトの選択肢に、縁起のいいストーリーを添えたお茶ギフトはいかが? 味わいのおいしさはもちろん、由来などを話す内に、会話も盛り上がりそう!

モデル/ティファニー春香 撮影/オノデラカズオ スタイリング/橘内茜 ヘアメイク/小松胡桃(ROI) 取材・文/鹿志村杏子

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