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『ネメシス』メンバー大集合に怒涛の伏線回収の数々 櫻井翔演じる風真の逆襲に期待高まる

  • 2021.6.7
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『ネメシス』(c)日本テレビ

朋美(橋本環奈)が黒幕であることを知ったアンナ(広瀬すず)。朋美の本名は菅朋美。栗田(江口洋介)たちが追い続けていた菅研究所の菅容子(今村美乃)の娘であり、すでに亡くなった容子に代わって現在は菅研究所の所長を務めているというのだ。そして拉致されたアンナは、目が覚めた研究所で半年ぶりに父・始(仲村トオル)と再会する。一方で、志葉(板橋駿谷)に襲われた風真(櫻井翔)は、研究データが保存されたアンナのネックレスを奪われてしまうのである。

6月6日に放送された『ネメシス』(日本テレビ系)は、いよいよ大詰めの第9話。研究所に監禁されたアンナは、膨大な研究データを得るために必要な暗号を解こうとする朋美と「ナイトツアー」の勝負に挑み、朋美と大和(石黒賢)の目的が異なることを見破る。また、ワンテンポ遅れて朋美が黒幕であることに気が付いた栗田と風真は、アンナと始を救出するためにチームネメシスのメンバーを招集。公権力であるタカ&ユージ(勝地涼&中村蒼)から、元詐欺師の緋邑(南野陽子)に至るまで、それぞれの個性と能力がフルに活かされた総力戦こそ、このドラマでもっとも待っていた展開といえよう。

そんな各キャラクターたちの“伏線回収”ともいえるようなクライマックスのかたわらでは、これまでの各エピソードのなかで描かれてきた些細な出来事もすべて伏線として回収されていく。例えば今回の見せ場のひとつになっている「ナイトツアー」。アンナと朋美が仲良くなって間もない第4話冒頭、事務所の屋上で一緒に「ナイトツアー」をして朋美が勝つシーンが描かれる。そこで朋美はアンナにネックレスのことを訊ねていたわけだが、今回の説明によればその時点で朋美はアンナが「GE10.6」だと知らなかったという。それでも、その時と同じように朋美に敗れてしまうアンナ。

また、第3話で2人が出会った八景島シーパラダイスのシーン。アンナが朋美に友達になってほしいと言う直前に水槽を眺めながら朋美が呟く生物の宿命についてのセリフや、第4話の事件現場になったデカルト女学院(朋美もこの学院の出身だと明らかになる)で栗田が得たテープレコーダーに録音されていた菅容子の肉声。そこで語られていた、遺伝性大脳変性症が朋美にも遺伝しているということ。さらには同エピソード終盤のアンナの誕生日のシーンでの朋美の微妙な表情もすべて、いくつもの点が一本の線で結ばれる。これはもう一度第1話から復習しておきたくなってしまう情報量の多さだ。

そして「最大の武器は誰とでも仲良くなれること」と語る風真の呼びかけによって集まった、チームネメシスの“七人の侍”。なによりも星(上田竜也)をジャック&ベティの地下から呼び出したのだから、その人脈の強さは本物であるとよくわかる。風真の20年が実を結んだ後半の展開と、心の中でいつものやり取りをする風真とアンナ。シビれっぱなしのまま向かう、最終回という名の“真相解明の時間”には、どんな結末が用意されているのだろうか。 (文=久保田和馬)

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