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【毎日が変わる片づけのワザ(21)】家事の“先回り”で少し先の未来の自分を楽にする

  • 2021.6.6
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|先回りして家事をすることで、少し先の未来の自分を楽にする

わたしはよく、「家事の先回り」をします。具体的には、

・今日の夜のわたしを楽にするために、朝に夕飯の仕込みをしておく(味付けをすればいいだけまで煮ておいたり、温めて盛り付けて出せばいいだけにしておいたりする)

・あすの朝のわたしを楽にするために、ゴミをまとめておく、食器洗いや片づけを終わらせておく

・週末のわたしを楽にするために、作り置きや食材や日用品の買い物をしておく

・ゴールデンウイーク中のわたしを楽にするために、掃除や衣替えをしておく

・年末年始のわたしを楽にするために、水回りをこまめに掃除したり、定期的に不用なモノを捨てたりしておく

など。常に家事を「少し先回り」してやるようになったのは娘を産んでから。それまでは自分の思うように思っただけ時間を使えた生活から、いつ何時何が起こるかわからない、赤ちゃんに振り回される生活に。本当にちょっとした家事ですら予定通りにできないことがとてもストレスになった経験から、それを避けるために散々工夫した結果、

「今のわたし」を「未来のわたし」のために働かせておく

ことがわたしにとって一番無理なく家事を続けられるコツだとわかりました。

その時に必要な家事を「今のわたし」がその時にやる、としてしまうと、もしその時にできなかったら「家事負債」はどんどん貯まっていき、「未来のわたし」を苦しめることを痛感したからです。だったら、少し先のことを「できるときに」、ほんの少しでもいいから「できる分だけ」先回りしてやっておくことで、「未来のわたし」が楽になるのではないかと思いました。「この先回りは、少し先の自分を楽にするためだ」と思うと、家事をやる重い腰も上がりやすくなるような気がします。

自分を「わたしA」「わたしB」「わたしC」に分割して、それぞれの「わたし」が分担しているようなイメージで家事をこなしてみると、「自分ひとりでこの家事たちすべてをやっている…つらい」とはあまり思わずにすむような気がするのです。そして、「少し先のわたし」の番になった時には、「ああ、少し前の自分よ、あの時頑張っておいてくれてありがとう!!」と思えるので、自分を分割した妄想のもとに家事をやる作戦、かなりおすすめですよ。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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